温泉手帖♨︎

温泉ソムリエの温泉備忘録

こんぴら温泉 琴平花壇(香川)

高松空港から40分ほどのこんぴら温泉は、こんぴらさんのお膝元に湧く温泉。

江戸時代に栄えた門前町には、由緒ある旅館が立ち並ぶ。

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琴平花壇は、江戸前期(1627年)に金刀比羅宮の参道沿いに旅籠屋として創業した400年の歴史ある老舗宿。

明治38年に16代目が回遊式和風庭園を囲むような離れが点在する料理旅館を開業。森鴎外北原白秋与謝野晶子など名だたる文人墨客も宿帳に名を連ねてる。

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門前町や旅館の歴史は古いけど、こんぴら温泉は新しく、平成9年に開湯したばかり。現在は3本の源泉から毎分約400ℓが湧出していて、各施設、旅館に配湯されている。

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大浴場の吉祥の湯は夜24時まで。朝は5時から10時まで。翌朝は男女入れ替え。

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それぞれの入り口前のスペースは休憩処で、冷たいお茶が用意されている。

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広い脱衣所。鍵付きのロッカーと扉のないロッカーが交互にある。

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浴室に入ってすぐ左手にサウナ。シャワーは二面の壁際に並んでる。脱衣所の広さの割にシャワーの数は多くなかった。

内風呂は循環で41.5度。じっとり肌に馴染むお湯でよく暖まる。

讃岐平野や阿讃山脈を見渡せるそうだけど、夜なので。真っ暗。また明日にでも。

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露天風呂は琴平山の竹林がすぐそば。長方形の檜風呂と、奥に小さな1人用の樽風呂がある。樽の方は41.2度とぬるめ。どちらも循環。

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檜風呂は42度。湯船の底がつるっと滑る。消毒臭もあるけど、湿った木の匂いがする。

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湯船の中から熱めの循環濾過された湯が投入され、逆側から吸い込まれていく。

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縁にいかにもな湯の溢れ出る溝があるけど、よっぽどの体積の人がザブンと勢いよく浸からない限りは、そこから溢れ出ることはなさそう。

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引いている源泉は単純弱放射能鉱泉。源泉の温度が19.3度の冷鉱泉なので、加温してる。おそらくいくつもの宿に引き湯されてる源泉で、湯量も少なく循環濾過して利用。

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翌朝は男女入れ替えで、もう一つの大浴場。どちらの脱衣所にもタオルは備え付け。有り難い。

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こちらも入ってすぐサウナ。

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シャワーは壁二面にあり、昨夜の方よりも数が多い気がした。浴室も大きい。入った途端、塩素臭がすごい。

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広々した空間に大きめの内風呂。ゆったりした造り。

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ここからはほとんど湯は出てない。

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湯底の何箇所からか、循環濾過された湯が投入されてる。

内風呂の湯温は42.3度ほどで熱め。

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やはりここから湯が溢れ出ることはなさそうだけど、縁が木だってだけで、自分ポイント少しだけ上がる。

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露天風呂も広いスペースで、眺望の良い場所に檜の湯船。

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2人入ってたら遠慮するくらいの大きさ。

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竹に視界を邪魔されてはいるけど、なんとかどうにか、讃岐富士と呼ばれ親しまれている飯野山を遠望することができる。

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こちらも循環濾過の湯船で、42.4度と熱めの設定。

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2019年の全面リニューアルで、露天風呂付和洋室がオープン。

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38.5度と、大浴場からは想定できないぬる湯。

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テラスと繋がっていて、外のソファで休めるようになってる。季節がらもう寒くて無理だけど。

ぬるかったので、テラスとの間のドアは閉めて内風呂として利用されてた。

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朝になると、ここからも飯野山が見えてた。富士山と同じく、見えたら嬉しくなる山。

二つある貸切風呂のうち、山翠閣の宿泊者が無料で入れる杜の湯。

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チェックイン時に予約時間を決め、その時間に勝手に行って木札を裏返し、中から鍵をかけて入っていい。

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清潔で気持ちいい。こちらもタオルは備え付いてる。しっかり暖房が効いてた。

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シャワールームもあり。

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林に囲まれた半露天風呂。

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湯温は41.4度と適温。

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じっとりした湯感触。露天だからか、消毒臭も気にならない。

早朝の林を眺めながら、ひとり静かな時間。

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こんぴら温泉、にっぽんの温泉100選に選ばれてるそうだけど、どんな基準なんだろう。にっぽんの温泉‥。

 

こんぴら温泉 琴平花壇

単純弱放射能鉱泉

19.3度

pH 7.8

露天風呂付き大浴場2 貸切風呂2

加水なし 加温循環消毒あり

2020.11.28 宿泊