温泉手帖♨︎

温泉ソムリエの温泉備忘録

養老温泉 ゆせんの里 ホテルなでしこ(岐阜)

岐阜県西南部、養老町。養老の滝の程近くに湧く温泉、養老温泉は岐阜羽島駅からレンタカーで30分。岐阜の南エリアでようやく見つけたかけ流しの温泉。

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ゆせんの里には、本館と温熱療法館という2つの大浴場がある。

本館の「みのり乃湯」には内風呂の他、露天風呂とサウナ、水風呂があり、温熱療法館は、内風呂だけだけど、寝湯や薬草蒸し風呂(女湯のみ)がある。

まずは本館の「みのり乃湯」へ。男女入れ替えはなく、朝6時から夜は22時まで。

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すごくたくさんのロッカーがある脱衣所。すんごい人が日帰り入浴に来るんだろうな。

スマホ禁止だけど、朝一で独泉なので失礼して。奥にもう一部屋ある。

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浴室も広々。

入口にかけ湯がある。今思えば、これ源泉かけ流しだったのかも。

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入ってすぐのところにいくつかと、右奥に仕切りのないシャワーが並んでるんだけど、ロッカーの割には数が少ないかも。全部で13個くらい。

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3つの湯船が点在していて、右手前は水風呂。サウナもある。

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高い天井で開放感がある。温泉の匂いはほとんどしない。吹き抜けの向こうが男湯。

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左手にある湯船は高温風呂。42度くらいに加温された源泉のかけ流し。
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加温されていても、湯底から湯を出してるからか、泡付きがありふわりとした肌触り。
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奥の湯船が、源泉がそのままかけ流されている、この施設内で唯一の源泉風呂。源泉風呂って小さめなイメージだけど、広くて嬉しい。

敷地内の地下1,700mから毎分560ℓも湧出している。湯量豊富な源泉。

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塩や鉄を含む茶褐色のお湯。

湯口は見えないから分からないけど、これだけの湯がかけ流されてるわけだから、同じだけ湯船の中に投入されてる。

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日帰り客が多い時間帯はちょっと躊躇したけど、意外にちゃんと新鮮なお湯に入れ替わっているのかも。

ここからも湯が流れ出ていく。

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お湯が湯底から投入されてるので、泡付きもあるし、湯の流れがそよそよしてて、ふわぬるの湯感触で気持ちいい。ふわふわだけどざらり感もある。

しかも39度割れのぬる湯。でも成分が濃いからか、実際ほどぬるく感じない。
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手を顔に持ってくると、しっかり鉄の香りがするけど、浴室に漂うほどではない。塩と鉄はあたたまりの湯。

深さがちょうどよくて、肩はもちろん首の付け根までうまく浸かり、居心地よくぬる湯を楽しめた。
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成分が濃いかけ流しなのに、あまり析出物が付いていない。湯口は全部湯底なので、いかにもなすごい湯口はないのだけど、湯船の縁や手すりもこの程度。大掃除をして、スケールを取り除いたばかりなのかな。
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露天風呂は養老山系を望んでるらしいけど、あいにくの雨。でも、庭というのか、緑が広がってるので、開放的で清々しい。

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屋根も付いているので、雨でも大丈夫。1番広い湯船。
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41.5度ちょっとの加温かけ流しで、高温風呂よりは少しぬるいけど、ゆっくりは浸かれない。もっと加温ゆるくていいのになー。
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ざばざばかけ流し。
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フロントから2階に上がったところが、温熱療法館。もう一つの大浴場があるところ。

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時間は朝10時から23時までみたいだけど、今は22時まで。

こちらもたくさんのロッカーがある脱衣所。

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温熱療法館には、水着を着用して利用する歩行プール「さらさ」(水着レンタルあり)や、汗蒸幕という高温のサウナみたいなのがあり、利用者がすごく多そう。

汗蒸幕ってこんなの。大きなバスタオルをかぶって入るらしい。

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チェックインの時、そんなに詳しく温泉施設のこと説明してくれなくて、汗蒸幕岩盤浴とか手順わからなくて結局使わず。

浴室入り口には水着用の脱水機やらあり、本格的なリラクゼーション施設みたい。

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浴室に入るとまず内風呂「紫雲の湯」がある。ここは、ザ温泉って感じ。岐阜県産の紫雲石を使った湯船。

湯温は41.5度くらいで、41度弱の源泉を加温してかけ流してる。

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ナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、溶存物質が8,349mgもある濃い温泉。苦じょっぱくて、目にしみる。

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濃いからか熱く感じて、長く入っていられない。
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紫雲の湯の奥にシャワーが12個。個々の衝立がある。

洗い場の横に通路があり、通路の向かいにあかすりコーナー。初めて見たかも。予約の人が絶え間なく施術されてた。

通路の奥にさらに2つの湯船がある。寝湯と全身湯。
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全身湯は42度ちょっとあって熱かったので入らず、寝湯へ。

37度割れくらいのぬるさで、でも濃いからか全然冷たさはなく、気持ちいい寝湯。角度もうまい具合で肩まで浸かれる。

ぬるいけど源泉かけ流しではなく、隣の全身湯や紫雲の湯と同じく、熱交換器で加温した源泉のかけ流し。頭側に湯が排出されている。
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泡付きがあり、ふわりとした肌触りで、そのあとじっとり感がある。

橙色の湯の花がふわふわと舞ってる。
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女湯にだけ、薬草蒸し風呂というのがある。木製の樽の中に伊吹薬草を蒸気で蒸してある。高温52度と中温50度の2つのサウナ。

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自分は入らなかったけど、椅子を持ち込んでるのを、目の前の寝湯から目撃した。おぉ、そうやって入るのか。

時折、しゅうーって音がして隙間から蒸気が出てきてた。

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この温泉リラクゼーション施設、ゆせんの里に宿泊もできる。ロビーを抜けたところに位置してるホテルなでしこ。

15時チェックインだけど、11時から施設を利用できるらしい。泊まりで水着も持ってきて、施設利用三昧もいいな。
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宿泊者には、作務衣とスポーツタオルとフェイスタオルが渡される。タオルはちょっと年季が入っていて、一回使うと匂いが若干気になる。

泊まったのは、温泉付き和洋室というお部屋。普通のお風呂で1ミリも雰囲気ないけど、部屋で温泉に入れる。
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普通のカランの他に温泉蛇口があり、そこから加温した源泉が出てくる。
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43度から44度くらいの熱いお湯なので、溜めておいてぬるくしてから入る。

出てきた時は透明なお湯。一瞬で茶褐色のにごり湯に。
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塩化物泉なので、湯上がりの肌はねっとり。時間が経つとするすべ肌に。

部屋にお風呂があるからか分からないけど、部屋にはバスタオルがあった。これ持って大浴場行けばよかったんだ‥。

温泉付きの部屋で、2つの大浴場入り放題で、一泊2食付きで和牛ヒレ肉の鉄板焼も付いてて、1人17,000円‥。コスパすごい。

 

養老温泉 ゆせんの里 ホテルなでしこ

★★★★

ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉

40.7度

pH 7.4

500ℓ/分

本館:内風呂 男女各2 露天風呂各1

温熱療法館:内風呂各3

加温あり 加水循環消毒なし

※本館源泉風呂のみ 加温加水循環消毒なし

2020.6.13 宿泊