温泉手帖♨︎

温泉ソムリエの温泉備忘録

松島温泉 天草 天空の船(熊本)

熊本県の南西部に広がる雲仙・天草国立公園の中にある、天草五橋を見渡せる眺望豊かな立地。

熊本空港から車で1時間半。上天草市松島町にある天草松島の景色。

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天草松島は、宮城県の松島や佐世保九十九島とともに日本三大松島に数えられる景勝地大矢野島と上島の間に広がる瀬戸には大小19の島々が浮かび、特に夕日の美しさで知られている。

天草五橋開通以来、展望所として多くの人々が訪れた丘と半島、約5,000坪の敷地に2013年にオープンしたホテル天草 天空の船。

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青い海と多島美が魅力的なこの地。

天空に浮かぶ豪華客船をイメージした母屋には見晴らしの良いプールと展望レストラン。天草の魚介類に地元素材を使った本格イタリアンが食べられる。

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母屋とは別棟の、本館宿泊棟に12室の客室、岬に3棟の離れを持つ。

こちらが本館宿泊棟。チェックインの時はカートに乗せていってくれる。
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全室に広々としたテラスと天然温泉の露天風呂があり、大浴場はない。
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松島エリアは天草を代表する温泉地のひとつで、天草五橋周辺を中心にホテルや旅館が20軒ほど点在してる。

1981年にボーリングを実施し温度36度の源泉を開発し、松島温泉が開湯。さらに1998年に現在の44度の源泉を得ている。

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天空の船も、松島温泉の組合が管理するこの源泉を引湯してる。

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シャワールームとテラスの湯船の間にスイッチがあり、自分でお湯を溜めるようになってる。15分くらいでいっぱいになる。
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湯船にはカランがふたつあり、赤い方が高温の温泉とある。加温した温泉ってことなのか、それで調整すれば源泉100%で入れると書いてある。

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スイッチを押して溜めたお湯はかなり熱くて、45度くらいだったので、とりあえずは水で薄めて入るしかない。

源泉そのままの温度じゃない熱さだから、加温して出してるのか。

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ねっとりよりしっとりな肌触り。塩化物泉が苦手でも大丈夫なくらい。塩気もほんのり。

松島温泉の分析書、他の宿のを引っ張ってきたら、ナトリウムイオンも塩化物イオンも結構含まれてる。もっとねっとりしてそうな感じ。

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この宿のスタッフ、温泉に全く関心ないみたいだった。というか、教育もされてないみたい。

温泉分析書見せてもらえるか、2人のスタッフに違うタイミングで聞いたけど、2人とも分析書って何ですか?だった。

結局、系列のホテル竜宮に電話で聞いてみたら、天空の船はかけ流しなんじゃないかと。43度の同じ源泉だと思うって。ちなみにホテル竜宮は循環濾過とかけ流しの併用で、もう一つの天使の梯子は循環濾過。
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まあ、この風光明媚な天草の海を、お風呂に浸かりながらも堪能できるで充分だろう、ということだと思う。

風と匂いに、海の気配を感じながらのんびりする時間は分析書には載ってないか。

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何より清潔な湯船は気持ちよかった。f:id:ayumu27:20200520214024j:image

 

松島温泉 天草 天空の船

ナトリウム-塩化物泉

43.1度

pH 7.31

387ℓ/分

各客室半露天風呂

加温消毒あり 加水循環なし