温泉手帖♨︎

温泉ソムリエの温泉備忘録

清津峡湯元温泉 清津館(新潟)

日本三大渓谷の清津峡。初めて知った。あとの二つは黒部峡谷富山県)と大杉峡谷(三重県)だって。

f:id:ayumu27:20190918154746j:image

上越新幹線越後湯沢駅からタクシーで30分。駅から森宮野原行きのバスに乗れば、清津峡で下車し徒歩20分。清津館に宿泊する場合は予約すればバス停に迎えに来てくれるけど、バスは2時間に1本くらいしかない、のでタクシーで向かう。
f:id:ayumu27:20190918154743j:image

清津峡湯元温泉に近づいてくると、清津峡渓谷トンネルを訪れる人で渋滞してくる。清津館はこのトンネルの出入口の徒歩1分のところにある温泉宿。f:id:ayumu27:20190918155435j:image

清津館の温泉は、上杉謙信ゆかりの薬師如来像のお告げにより、昭和43年に掘り当てられた天然かけ流しの薬湯。

この源泉 薬師の湯は48度のアルカリ性単純硫黄泉。

f:id:ayumu27:20190918160225j:image

錆びた細胞を元に戻す還元力が、マイナス360mvもある、ものすごい優れた還元力をもつお湯。病気の予防やアンチエイジングに効果がある。榊原温泉 まろき湯の宿 湯元 榊原館(三重) - 温泉手帖♨︎がマイナス225mvだったけど、それよりもかなり強い還元力。

清津館には異なる二本の源泉があり、もう1本の小出2号泉は39.8度の含硫黄-ナトリウム-塩化物泉。

f:id:ayumu27:20190918160228j:image

二本の源泉は湧出地もすぐそばで、pH も9.1で同じ、泉質名は違うけど成分はほとんど同じ。ただ、小出2号泉の方が少し成分が濃いだけ。

この二本の源泉を入り比べできるのが貸切露天風呂。

f:id:ayumu27:20190918161717j:image

清津峡の渓流沿いに面した絶景の露天風呂は宿泊者専用。30分の貸切で、チェックイン時に時間の予約をする。

f:id:ayumu27:20190918232054j:image

3階の客室から見た露天風呂。本館正面の駐車場の奥にある。

f:id:ayumu27:20190918161657j:image

フロントで鍵を受け取り、下駄に履き替えてカランコロンと向かう。
f:id:ayumu27:20190918161733j:image
脱衣所には籠が6つくらいあったと思う。
f:id:ayumu27:20190918161702j:image

雨や雪用の山笠もある。脱衣後、数段の階段を降りたところに二つの湯船。
f:id:ayumu27:20190918161638j:image

手前が小さめのぬる湯で、奥が内湯と同じ源泉 薬師の湯で41度くらい。
f:id:ayumu27:20190918161711j:image

手前のぬる湯はかなり小さな湯船。知り合いじゃなければ、2人で入りたくないくらい。
f:id:ayumu27:20190918161609j:image

小出2号泉のかけ流しで、湯温は36.3度とぬるい。これが超絶気持ちいい。くせのない香ばしくて美味しい硫黄泉。ごくごくいける。

f:id:ayumu27:20190918232900j:image

無色透明なんだろうけど、綺麗な水色に見える。川の色も水色。両者とも自然のものじゃないみたいな美しさ。

岩には硫黄泉らしい析出物。

f:id:ayumu27:20190918233554j:image

硫黄の匂いはかなり強い。

f:id:ayumu27:20190918161617j:image

灰色のとろろ昆布みたいな湯の花がわさわさ舞ってる。こんなに大きな湯の花がたくさん舞ってるのは初めてかも。温泉慣れしていない人だと引くほど舞ってた。
f:id:ayumu27:20190918233012j:image

奥の大きい方の湯船には、薬師の湯の源泉。少し成分量が少ないだけなのに、こちらにはあまり湯の花がなかった。

48度の源泉に、小さな湯船からのぬる湯が流れ込み、湯温は41度弱。
f:id:ayumu27:20190918161621j:image

どちらもpH 9.1のアルカリ性で、ぬるつるの湯感触。余分な皮脂や角質を取り除いてくれるアルカリ泉と硫黄泉。ダブルの美肌効果に、ぬるつるの気持ち良さ。ん〜。たまらん。30分の貸切はあっという間に過ぎていく。
f:id:ayumu27:20190918161721j:image

内湯は建物の2階にあり、夜は23時半まで、朝は6時から。

f:id:ayumu27:20190919154036j:image

扉には5時まで清掃と貼紙あるけど、口頭で6時からと言われた。

f:id:ayumu27:20190919154039j:image

シンプルな脱衣所。ドライヤーは一つ。アメニティーは家庭的なのがいくつかあったけど使わなかった。

f:id:ayumu27:20190919154503j:image

ドアを開けると硫黄のいい香りがむわっと。
f:id:ayumu27:20190919154442j:image
アルカリ性の硫黄泉のこのサファイアブルー、光に当たった時だけなのかな、こんなに綺麗に見える。

f:id:ayumu27:20190919154458j:image

シャワーは5つ、シャンプーやボディーソープは秘湯の熊笹のやつ。
f:id:ayumu27:20190919154450j:image

金属は硫黄で真っ黒に。メンテナンス大変だろうな。
f:id:ayumu27:20190919154438j:image

露天風呂も内湯も、加温も加水もしてない、消毒もない源泉かけ流し。
f:id:ayumu27:20190919154429j:image

内湯の源泉は薬師の湯なので、少し熱い。一般的には適温だろうけど。湯温は42.5度。
f:id:ayumu27:20190919154446j:image
ここから洗い場側にかけ流されている。湯の花はあったかどうか気にならなかった。

硫黄の匂いが身体にしっかり付き、翌日まで続くやつ。そして、翌朝のお肌はさらさらすべすべ。

露天風呂のぬる湯があまりに気持ちよかったので、2回目をお願いし、300円でまた30分貸切。朝ごはんの前に清々しい空気とぬる湯で極楽。

f:id:ayumu27:20190919163244j:image

宿の隣にある三角屋根の建物。トンネルの入口にあり、1階はカフェとお土産物、2階に足湯がある。
f:id:ayumu27:20190919163257j:image
トンネル内は寒いし、最奥の伏流水はめちゃくちゃ冷たいので、とても有り難い施設。無料で足湯が出来る。
f:id:ayumu27:20190919163250j:image

薬研の湯という源泉で42.6度の硫黄泉。38度くらいのぬるさで、ぬるぬるの湯感触。
f:id:ayumu27:20190919163253j:image

トンネル行って、清津峡見て、硫黄泉で足湯したら満足しちゃうけど、宿泊者専用の貸切露天風呂のぬる湯がやっぱり最高だった。来るなら泊まりで。

あ、朝ごはんの温泉粥も最高だった。

 

清津峡湯元温泉 清津

★★★★★

[薬師の湯]

単純硫黄泉

48度

pH 9.1

44.2ℓ/分

[小出2号泉]

含硫黄-ナトリウム-塩化物泉

39.8度

pH 9.1

10.5ℓ/分

男女別内湯貸切露天風呂

加水加温循環消毒なし

2019.9.14 宿泊