温泉手帖♨︎

温泉ソムリエの温泉備忘録

富士山温泉 ホテル鐘山苑(山梨)

忍野八海のお宮橋にある新名庄川沿いの桜並木。富士山と桜が撮りたかったけど、1週間遅かった。忍野八海から車で10分かからないところにあるホテル鐘山苑は部屋や露天風呂から富士山を眺めることができる宿。
f:id:ayumu27:20190502152246j:image

pH10を超える高アルカリ泉の源泉を敷地内に持つ。ただ、残念ながら35度弱の源泉温度なので加温するしかない。しかもかなりの大型ホテルなのでお湯は循環。仕方ないか。

f:id:ayumu27:20190501181639j:image

庭の桜が名物だけど、もう枝垂れ桜が少し残るだけ。

f:id:ayumu27:20190502152144j:image

富士山駅から車で10分。送迎もしてくれる。

富士山駅までは東京駅から高速バスで2時間ちょっと。電車だと、中央線と中央本線を乗り継ぎ2時間弱(途中あずさに乗れれば1時間20分ほど)の大月駅から富士急で50分。

近いようで遠くまでやって来た。富士山が見えるかどうか大問題だ。

10階の屋上にある「露天風呂 富士山」。この露天風呂、ひとつだけなので男女交代制。月ごとに時間が変わる。4月は男性が朝方(5時10分~10時)で、女性が夕方(14時半~19時)。18時半入室が最終。ここに入らないと来た意味ないし、ここから富士山が見えるかどうかがかなり大きな問題。

f:id:ayumu27:20190501181642j:image

夕方まで雨で、富士山は麓の方まで雪。ずっと雲に隠れていたけど、夕方から急に雲がとれてきた。最上段の寝湯から。これはやばい。
f:id:ayumu27:20190501181635j:image

棚田のように3段に連なった湯船で、さえぎるもののない富士山の眺望を、温泉に浸かりながら満喫できる。
下の2段は入らなかったけど、深さは90cmと深いらしい。

冷たい風が吹いてすごく寒い。防寒として湯浴み着を勧められる。混浴じゃないのに湯浴み着を着るのは初めてかも。
富士山の眺望と温泉を満喫出来るこの露天風呂、絶対に入るべき。

このホテルの浴場は撮影禁止。かつて問題になったんだろうなぁと窺われるほど、厳しめに中国語と英語で禁止の注意書きがある。独泉の時に撮ったので許してください。

f:id:ayumu27:20190501183545j:image

大浴場は2つ「大浴場 赤富士」と「元湯 大浴場」。2つとも1階にあるけど、なんせ大きなホテルなのでそれぞれ分かりにくく遠く感じる。

「大浴場 赤富士」の方が広く、時間も長め。夜は深夜の2時まで、朝は5時から9時半まで。
f:id:ayumu27:20190501183610j:image

寝湯、気泡湯、サウナなどがあり、いかにも大型ホテルの大浴場。

脱衣所も広く、個室のパウダールームもいくつかある。

気泡湯は今までで一番勢いのあるジェットバスだった。気持ちいいほどバブルなので、大浴場ではずっとここに入ってた。湯温は41度。

内湯の中でも手前の方の湯口があるエリアは42.5度超えで、寝湯も熱め。f:id:ayumu27:20190501183606j:image

露天風呂はゆっくり入らなかったけど、湯温表示は40.3度だった。ぬるめに設定してるみたい。
f:id:ayumu27:20190501183539j:image
奥の方にも広く繋がっていて
f:id:ayumu27:20190501183551j:image

こちらにも寝湯があり、富士山を望むことができる。
f:id:ayumu27:20190501183619j:image

富士山温泉は全国有数のpH10.3を誇る高アルカリ泉。だけど、循環してるせいか、それほどぬるぬるではない。

f:id:ayumu27:20190502094215j:image

各浴場にきちんと温泉の利用状況を開示してあって、すごくいい。きちんと分かってすっきりする。
f:id:ayumu27:20190501183531j:image

お風呂からあがった後、脱衣所で体を拭きながらこれを眺めていて、ん?ん〜⁈循環も消毒もしてない湯船があったの⁈ん?かぶり湯⁈
f:id:ayumu27:20190501183600j:image

と、また浴室に戻り、かぶり湯を浴びまくった。

出入口近くにあるかけ湯みたいなところ。これが源泉100%のお湯だなんて気付きもしなかった。

とろりとしたぬる湯。超気持ちいい。ぬるぬる感もある。湯船も作ればいいのに!せっかくの源泉もったいない。入りたい。とりあえず浴びまくった。

この「大浴場 赤富士」の外には飲泉場がある。
f:id:ayumu27:20190501183603j:image

硫酸塩泉独特の香ばしさはあまりなくて、くせがなく飲みやすい。硫黄臭は感じなかった。

もうひとつの大浴場「元湯 大浴場」は赤富士より早く深夜0時で閉まる。朝も1時間遅い6時からだけど、11時まで入れる。
f:id:ayumu27:20190501233749j:image

元湯は男女で異なる趣きの浴場で、入れ替えはない。女性用が大滝岩風呂、男性用が庭園風呂。庭園風呂は、窓の外の庭園と露天風呂を借景に、柔らかな風情を醸す檜のお風呂だそう。檜いいなぁ。

女性は岩風呂。夕食前の時間に独泉。

f:id:ayumu27:20190501233759j:image

脱衣所の自動ドアから。屋内なのに野趣あふれる滝のある岩風呂。テーマパークみたい。巨石から流れ落ちる滝の音が響いてる。

f:id:ayumu27:20190501233806j:image

湯温は42.5度前後で少し熱めではあるけど、両端の2つの湯船がぬる湯なので、3つの湯温の違う湯船に好きに入れていい。
f:id:ayumu27:20190501233812j:image

向かって左側の湯船は37度とかなりのぬる湯。なんとなく、ぬるい方がとろみがある気がする。

f:id:ayumu27:20190501233743j:image

右側の湯船は39.5度。こちらは湯底が黄緑色でちょっと違和感。湯温は適温。f:id:ayumu27:20190501233756j:image
カルシウム成分が析出化してる。
f:id:ayumu27:20190501233753j:image

露天風呂も岩風呂。41度前後で内湯よりぬるめ。

f:id:ayumu27:20190501233819j:image

こちらも滝形式だけど、屋外なのでそんなに音は響かない。f:id:ayumu27:20190501233816j:image

各脱衣所にバスタオルが備わっていて、すごくいい。いろんな浴場で何度も入るので助かる。
60分 3,240円で貸切風呂もある。小庭園を望む露天風呂と内湯だそう。お風呂がたくさんあるので、入る暇なし。

朝早起きして、ホテルの前から見た朝焼けの薄紫色の富士山。

f:id:ayumu27:20190502173640j:image

早朝に富士吉田の商店街へ。こちらも車で10分ほど。本町2丁目の交差点で撮りたかった富士山。

f:id:ayumu27:20190502180537j:image

4月末なのにめっちゃ寒い。息も白い。急いで帰って部屋の露天風呂へ。

今回、富士山が見える部屋にしたくて、その結果部屋が露天風呂付きに。

f:id:ayumu27:20190502093011j:image

ここからも、温泉に浸かりながら富士山を眺められる。

シャワーもある。

f:id:ayumu27:20190502180756j:image

湯温は42度。寒いのでちょうど気持ちいい。消毒臭は大浴場より気にならない。白い湯の花が少し。

やはり、とろりという感じはなく、じっとり肌に馴染む感じ。f:id:ayumu27:20190502093004j:image

屋上の「露天風呂 富士山」は今 男性時間。すごい綺麗なんだろうなぁ。

 

富士山温泉 ホテル鐘山苑

★★

カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉

34.7度

pH 10.3

217ℓ/分

露天風呂付き大浴場(男2女2)展望露天風呂1 貸切風呂1

加水なし 加温循環消毒あり

2019.4.27 宿泊