温泉手帖♨︎

温泉ソムリエの温泉備忘録

須賀川温泉 おとぎの宿 米屋(福島)

“ひと粒の米”を大切にする米商の原点に立ち還り、心が豊かになる宿をめざしているという米屋(よねや)は、四半世紀前より須賀川里山に佇む宿。

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東北新幹線郡山駅東北本線に乗り換え15分ちょいの鏡石駅からタクシーで10分弱、須賀川駅からも10分ほど。

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このおとぎの宿、女子率が高く、聞くところによると9割女子の日もあるらしい。今日も6人組女子を始め、多くの女子が。

なるほど、ウェルカムドリンクが選べて、着いて早々スパークリングワインが飲める。ドライいちじくと胡桃を一緒に。

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大浴場へ行く途中には、足湯と飲泉所がある。もちろんタオルや紙コップ完備。

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ここのお湯は飲むと胃腸に良いとされている。おみくじまで。

大浴場はふたつあり、男女入れ替え制『花』と『月』。

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夜の1時まで『花』が女湯。

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内湯は「大湯」と「小湯」と名付けられたふたつの湯船がある。

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手前の小湯は加水なしの源泉だけ。湯船の底から直接源泉が注がれ、空気に触れない新鮮な温泉。加水していないので、源泉のとろみをより一層感じられるけど、湯温は44.5度前後。

夜に手足が冷えて冷えてどうしようもなかった時、小湯で足湯して暖をとったけど、普通にはなかなか入れない熱さ。f:id:ayumu27:20190223230803j:image

大湯は加水あり。かなりのぬるぬる浴感なので十分気持ちいい。加水しているにもかかわらず、少し泡付きもある。細かい泡が肌に吸いついてくる。f:id:ayumu27:20190223230756j:image

約180cmもある大きな間口から滝のように湯を投入し、掛け流している。

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加水してても42度は超えてる。
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大湯の小湯側が浅くなっていて、寝湯が3つ。こんなの初めて見たけど、向こう側から見えないように石がある。ナイスアイデアな気もするけど、ひょいっと跨ぐのもなかなか抵抗があり、つい、この上に足を載せたりして。不思議な心持ちになる石。

でも数回目には、ふくらはぎに石を挟んで、内転筋を鍛えるのに活用してた。

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寝湯気持ちいいけど、小湯に誰か入ったら、頭にざーっと湯が溢れてくる。あんな熱い湯に誰も入らないだろうと油断してたら、以外に入る勇者がいるんだ‥。

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「源泉ミストサウナ」は、源泉100%のミスト。なめらかな化粧水を全身から浴びているかのよう…という宿自慢のミストサウナ。

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源泉が滝のように向かいの壁をつたい、床を流れていく。
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天井のいくつもの穴からミストが出ていて、霧雨みたいな細かいミストなんだけど、土砂降りの雨に降られたみたいにびしょ濡れになる。気持ちいい。流れの音も心地いいし、全身びしょ濡れになってく感じも、なかなか味わえない良さがある。しかもぬるつるの源泉。

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『花』と『月』は、基本同じ造りだけど、露天風呂のイメージが違うとのこと。

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『花』の露天風呂は「岩風呂」と「小石の風呂」。
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ふたつの湯船は湯温が異なる。奥側の石の小さい方の湯温は45度‥。いやいや、入れないから。
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大きな岩の湯船は43.5度。熱いけど、外気が冷たいし、風も吹いていて、露天風呂に浸かるまでに足が凍りそうになってるので、熱いお湯だけどとりあえず入れる。
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こんなに湯温高いのに、泡付きがすごい。湯感触もぬるぬるで気持ちいい。

でもみんなこっちの湯船に入るので、ぎゅうぎゅうになる。

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新鮮でいいお湯。残念ながら熱いので、冬に来て正解。

全ての部屋に半露天風呂が付いているのに、大浴場のこの混み具合はすごい。男湯はがらがらだったとか。女子グループが多いのがよく分かる。

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部屋からの眺めはのどかで、お風呂スペースも心地よい。
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源泉かけ流しになっているけど、左のカランで源泉を止めることも
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右のカランで、水を足すこともできる。源泉100%のほどよいぬる湯を楽しむために、源泉を止めて冷めてから入る。
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シャワー室もあり、
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シャワー室と湯船の間はドアがある。
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夜の星空も綺麗に見えた。

朝の5時から大浴場は男女入れ替えで今度は『月』へ。

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広々とした浴室に立ちこめる湯けむり。f:id:ayumu27:20190301150207j:image
基本は『花』と同じ造りで、大湯と小湯に源泉ミストサウナがある。
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露天風呂は「岩風呂」と「ヒバ風呂」が棚田になってる。

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ちょうど朝陽が眩しい時間。
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こちらの露天風呂はどちらも熱くて、長くは入っていられない。朝一だからなのかもしれないけど、とにかく熱かった。
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しかし歩くところは石なので、めっちゃ冷たい。
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源泉かけ流し大切だけど、もうちょっと上手く湯温下げてほしいな。
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お湯は無色透明で無味無臭。
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下側のヒバの湯船は、湯船の中のぬるぬるがすごくて、油断すると1歩目で滑る。
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泡付きもよく、ぬるぬる浴感が一番強い気がする。

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メタケイ素が多いわけでもない、水素イオン濃度も8.9ですんごいアルカリ性なわけでもない、なのにこのぬるぬるはなんなんだろう。気持ち良すぎるぬるぬる。
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清潔で綺麗な脱衣所だけど、床の髪の毛が大量でげっそり。女子多過ぎなんだろうな。

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須賀川温泉 おとぎの宿 米屋

★★★★★

アルカリ性単純泉

51.4度

pH 8.9

461.3ℓ/分

内湯4 露天風呂4 ミストサウナ2

加温加水循環消毒なし(一部加水あり)

2019.2.23 宿泊