温泉手帖♨︎

温泉ソムリエの温泉備忘録

奈良田温泉 町営 奈良田の里温泉 女帝の湯(山梨)

南アルプスの奥の奥のさらに奥深い、川と山々に囲まれた自然の中にある秘境の町営温泉へ。

身延線下部温泉駅(無人駅)から早川町乗合バス「奈良田温泉行き」で約70分。あ、下部温泉までは東京駅から3時間ちょっと。

f:id:ayumu27:20190210203618j:image

終点の奈良田温泉バス停にざっくりしたマップが。奈良田温泉 白根館(山梨) - 温泉手帖♨︎にチェックインし荷物を置いてから、バス停裏の遊歩道という名の崖をジグザグに登り、奈良田の里温泉へ向かう。
f:id:ayumu27:20190210203625j:image

遊歩道⁈からも

f:id:ayumu27:20190212152009j:image

登り終えたところからも、奈良田湖のブルーが綺麗に見える。

f:id:ayumu27:20190212142104j:image

駐車場からは徒歩3分くらい。f:id:ayumu27:20190212152014j:image

町営 奈良田の里温泉 女帝の湯は「女帝伝説の隠れ谷」である奈良田にちなんだ名前。1300年前の天平年間に女帝の孝謙天皇が奈良田に御遷居になり、数々の伝説が語り継がれている。

女帝が病を癒され、御衣を洗われたといわれる霊泉が奈良田の里温泉の源泉。
f:id:ayumu27:20190210203609j:image

受付には、熱い湯がいい人は入らないで、みたいな注意書きがあり、ぬる湯好きには嬉しい限り。42度の自噴泉

大人550円。通常(3/16〜11/15)は9時から19時まで。冬の間は18時まで。

渡り廊下から温泉棟へ。
f:id:ayumu27:20190210203630j:image

露天風呂などない、内湯だけ。楽しみ。
f:id:ayumu27:20190210203604j:image

奈良田湖を一望できる総檜風呂。向こうにちらっとブルーが見えてる。
f:id:ayumu27:20190210205202j:image

湯船は2つに仕切られていて、湯温が異なる。

f:id:ayumu27:20190210205152j:image

湯口は右奥の1箇所だけ。
f:id:ayumu27:20190210205156j:image

左の広めの湯船には、仕切りのこのわずかな段差から湯が流れ込むだけ。

f:id:ayumu27:20190210220015j:image
湯口がある湯船は39度ちょい。こちらの暖かい湯船は大混雑。最初入ったときは、10人以上がひしめき合っていた。
f:id:ayumu27:20190210220024j:image
この木を超えた向こうの湯船は36度前後。このぬる湯にも4、5人。大混雑を避けてゆったり。ぬるぬるの湯感触が超気持ちいいけど、さすがにこんなにたくさんの人が朝から入り続けてるんだから、湯は荒れてる。上積がぬる湯に流れてくるわけだし。

でも、ぬるぬるが気持ち良すぎて、そこは目を瞑っていくらでも入っていられる。化粧水のような、って言われているけど、こんなぬるぬるの化粧水ありますか?

f:id:ayumu27:20190210222147j:image

ぬるめの湯船の向こうの端は、35度ちょっとまで湯温は下がっていく。下がった先の
f:id:ayumu27:20190210222143j:image

湯の排出口。

1時間くらい経つと混雑がおさまり、暖かい湯船へ突入。

f:id:ayumu27:20190212142658j:image

こちらが湯口。無色透明のとろりとした湯がそれなりの勢いで投入されている。毎分6.6ℓの自噴泉なので、もう少し弱めかと思ってた。

f:id:ayumu27:20190212142703j:image

この木箱の中は40.8度。
f:id:ayumu27:20190210222201j:image

湯船は39度ちょっと。この湯船、すごい泡付き。あっという間に泡が付いて、肌をさすると泡がぷちぷちと湯面で弾ける。気持ち良すぎる。

白いふわりとした湯の花がふわふわ漂ってる。
f:id:ayumu27:20190210225242j:image

ぬるぬるの湯感触。ぬるぬるつるつると身体に膜が張ったようにまとわり付く。ぬるぬるのあわあわ。ほんのり塩気があるけど、ほぼ無味無臭で飲みやすい。

f:id:ayumu27:20190212142936j:image

総檜造りでシャワーもある。シャンプーとボディーソープまで。綺麗で清潔。洗い場はつるつるすべるので注意が必要。

気持ちいい。出たくない。1時間半以上入り続けた。喉が乾けば、温泉を飲み。

大混雑からの独泉。もったいなさ過ぎて出られない。誰か入ってきたら出よう。
f:id:ayumu27:20190210225248j:image

泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。重曹泉(ナトリウム-炭酸水素塩泉)のぬるぬるは今までもあるけれど、こんなすごいぬるぬるあったっけ?

湯上がりの肌はするするのすべすべ。
f:id:ayumu27:20190210225257j:image

脱衣所には飲泉の蛇口。紙コップまである。硫黄の香りは本当にほんのり。日によるんだと思う。

施設内に食事処こんぼうす(10時から15時)があり、郷土料理ほうとうや定食、丼物が食べられる。

f:id:ayumu27:20190212153432j:image

すごく混んでたので裏手にある
f:id:ayumu27:20190212153427j:image

古民家カフェ鍵屋で白鳳みそとキノコと鶏肉の生パスタ。鹿肉のトマト煮、エゴマチーズケーキも。

泊まった宿も、このカフェも、町営の日帰り温泉も超いい。めっちゃ遠い秘境だけど、また来たい。

 

奈良田温泉 奈良田の里温泉 女帝の湯

★★★★★

ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉

42.0度

pH 8.5

6.6ℓ/分

内湯2

加水加温循環消毒なし

2019.2.10日帰り入浴