温泉手帖♨︎

温泉ソムリエの温泉備忘録

玉造温泉 源泉かけ流しの宿 湯陣 千代の湯(島根)

7月の三連休、島根の秘湯ぬる湯の小屋原温泉に泊まるために予定を立て、飛行機を予約していたのに、大雨による土砂崩れで旅館側からキャンセルの連絡が。悲しい。旅館への山道の災害で宿も源泉も大丈夫、またの機会を作るしかない。

急遽、連休3日前に予定変更し、玉造温泉を再訪することに。2年半ぶり。前回は星野の界 出雲。循環だったのが心残りで、再訪する時は細かく調べて来ようと決めてた。

f:id:ayumu27:20180716225732j:image

玉造温泉奈良時代初期に開かれた日本最古の温泉で、枕草子には日本三古湯のひとつとされている。

また、美肌の湯として有名で、古くは出雲風土記に『ひとたび濯げば形容端正しく、再び浴すれば万の病ここぞとに除こる』と記され、「神の湯」とも呼ばれていた。

玉造温泉の泉質は、1. クレンジング効果 2. アンチエイジング効果 3. 保湿効果という3つの美肌効果が期待できると謳っているけれど、肝心のお湯が循環や塩素消毒されていてはそれも台無し。

今回宿泊する千代の湯は源泉かけ流しの宿。敷地内に源泉を持ち、循環も消毒もない。玉造ではかなりめずらしい宿。f:id:ayumu27:20180716225742j:image

大浴場は内湯と露天風呂。男女入れ替え制で、今日は千福の湯。
f:id:ayumu27:20180716225719j:image

タイルの内湯。66度の源泉を少しずつ湯量を調整しながら出している。高温なのでかけ流し難しいだろうけど、加水せずにかけ流してくれて有り難い。でも熱い。湯温はぬるいところで41度くらい。
f:id:ayumu27:20180716225724j:image

朝から5湯目で、すごく熱いのからかなりぬるいのまで行ったり来たりしたからか、熱すぎて入れないことはなく、濃い温泉の仕上げ湯のようなやわらかで優しいお湯に癒された。

湯口にはカルシウム成分が析出してる。
f:id:ayumu27:20180716225728j:image

露天風呂はさらに熱くて、夕方は日差しも気温もすごくて、入れなかった。

夜は24時まで。
f:id:ayumu27:20180716225737j:image

なめらかで柔らかい、肌に馴染むしっとりした湯。しょっぱさはなく、香ばしい匂いがする。

f:id:ayumu27:20180716232955j:image

湯上りの肌はしっとりするっする。源泉を化粧水にするのもうなづける。

f:id:ayumu27:20180716232218j:image

翌朝は5時から男女入れ替えで、今度は薬師の湯。
f:id:ayumu27:20180716232221j:image

同じような湯船だけど、こちらの方が少し広々してる。
f:id:ayumu27:20180716232228j:image

循環も消毒もしていない本当の玉造の湯に入れて満足。熱すぎるけど。適温で湧くお湯の貴重さを改めて感じた。

f:id:ayumu27:20180721000734j:image

ロウソクの火の提灯で温泉街を散歩。

f:id:ayumu27:20180721000926j:image

夏の間、40日以上毎日夏祭りをしてる玉造温泉。これはすごい。

あ、あと玉造温泉は日本夕陽百選のひとつ、宍道湖の夕日スポットまで車で10分ちょっと。

f:id:ayumu27:20180721001448j:image

玉造温泉に泊まるなら宍道湖の夕日を。
f:id:ayumu27:20180721001445j:image

 

玉造温泉 源泉かけ流しの宿 湯陣 千代の湯

★★★

ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉

66.4度

pH 8.1

115ℓ/分

露天風呂付き内湯(男女入れ替え)貸切3

加温加水循環消毒なし

2018.7.15宿泊