温泉手帖♨︎

温泉ソムリエの温泉備忘録

湯川内温泉 かじか荘(鹿児島)

1754年 江戸時代に開湯、120年間も島津家御用達だった湯川内温泉 かじか荘。明治以降に一般の入浴が可能になり、現在は湯治棟と日帰り入浴が利用できる。

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鹿児島県の西側の出水市。鹿児島空港からレンタカーで1時間半弱。

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ずっと気になっていたぬる湯の足元湧出泉のひとつ。

「上の湯」と「下の湯」の2ケ所の内湯があり、どちらも足元湧出で300円。

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受付を済ませ、まず湯治棟の横にあるのが「下の湯」。脱衣所もあり清潔。

屋根が高く、明るく開放的な造り。

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澄みきった美しいサファイアブルーの足元自噴泉。先月訪れた同じ出水市にある足元湧出の白木川内温泉に似た泉質と色。日本で数少ないアルカリ性の単純硫黄泉。

十分な広さで深い湯船。おへその下あたりまで。湯底は大きい石、岩。周りに木枠が設けられ、座わることができる。

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底からぶくぶくと泡が出ていて、湯船の外にザーザー掛け流されている。

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まさに足元湧出の湯。しかも湯温は38度という奇跡のぬる湯。

「下の湯」の源泉は3号泉(38.2度 pH9.5)。

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浴感はぬるつるで、かなり泡付きもある。小屋にほんのり漂う硫黄の匂いと、かじかの声に旅情を感じる。

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「上の湯」は、少し上手の小屋にある。脇には温泉神社

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下の湯と比べて、脱衣所は広くて明るい。こちらもとても清潔。

湯船は狭くて浅く(下の湯より)、もろに男女が繋がっていて、足が見えたりする。
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大きな石や岩が少なめで、小石が敷いてあり、底にある砂に触ると暖かい。

ものすごい透明度。
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源泉は違うけど、綺麗に澄んだ透明な湯。こちらもサファイアブルーに見える。
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淵は木。

下の湯で聞こえていたかじかの声はあまりなく、しーんと静かで鳥や虫の声がたまに聞こえる。

湯温はほんの少し高め、といってもかなりぬるく、ゆっくりゆったり入ることができる。ずっと入っていたい。

「上の湯」の源泉は1号泉(38.4度 pH9.6)。

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ぶくぶく泡は女湯では見られなかったけど、しっかり泡付きがあり、湯もかけ流されている。

肌についた泡を手でぬるつると落としては、また泡が付き、を繰り返してまったり静かに時間が経つ。ほんとに気持ちいい。

 

湯治棟の横には飲泉についての看板。

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温泉水を持ち帰れる蛇口がある。

きつくない硫黄泉。香ばしくて美味しい。
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川内温泉 かじか荘

★★★★★

アルカリ性単純硫黄泉

38.4度    38.2度

pH 9.6    pH 9.5

93ℓ/分  94ℓ/分

内湯(男2女2)

加温加水循環消毒なし

2018.6.2日帰り入浴