再訪。
がいせん桜や醍醐桜を見に4月に郷緑温泉 郷緑館(岡山) - 温泉手帖♨︎に宿泊。郷緑館から真賀温泉館までは車で10分。近い!行きたい!入りたい!
4月の初旬、県北の真庭はまだ寒い。35度のぬる湯も気持ちよかったけど、もう少し暖かいお湯が恋しい。
再訪が叶った真賀温泉。日帰り入浴150円。タオルを買おうとしたら「入浴料より高いよ!」と200円。知っております。去年も同じこと言われましたよ。この紫色のタオル好きだからいいのです。
念願のぬる湯39.5度。溶ける。身体がお湯に溶けそう。ぬるぬるの湯感触。本当に気持ちいい。
泡つきがすごくて、肌についた泡をさすると、湯面で柔らかにはじける。
岩の割れ目から湧き出している足元湧出泉。岩盤に直接穴を空け、差し込んだ竹筒から温泉が出てくる。その竹筒から出てきたばかりの温泉で目を洗うといいという話で持ちきり。あ、地元のおばちゃん、おばあちゃんで賑わう真賀温泉館。
各々、病気の話と温泉の話、それからこの湯で目を洗う話。30分前にも聞いたよって話がぐるぐるエンドレスで回り続ける極上のぬる湯。
★★★★★
2019.4.14 日帰り入浴
中国勝山駅からコミュニティバスまにわくんで20分。旭川沿い国道313号に現れたザ 温泉街。
真賀温泉は湯原温泉郷のひとつで、現在は2軒の旅館と共同浴場「真賀温泉館」のみが営業している小さな温泉地。
寂れた鄙び感がいい。でも駐車場はいっぱい。看板をくぐり、石段を登っていく。
風情のある紅い屋根、木造の共同浴場「真賀温泉館」。
真賀温泉館は年中無休で7時から22時まで。地元の常連客はもちろん、県外からの来湯も多い。
足元から39.5度という適温の源泉が大量に湧き出している足元湧出の温泉にわくわく。
浴室は手前から女湯、男湯、幕湯、家族湯(玉之湯)と4つの浴槽が並んでいる。
女湯、男湯は入浴料150円。こちらにはカランが2つある。でも水らしく、誰も使ってない。
混浴の幕湯は250円。勝山城主が幕を張って独占したという湯船で400年の歴史があるとか。とにかく狭く、日本一狭い混浴浴槽とも呼ばれている。深さが1m以上あるので立って入る。
隣の家族湯(玉之湯)とは浴槽に穴があり繋がっているので、玉之湯には湯口の竹筒はないそう。
地下にも貸切家族風呂が2つ。1時間1000円。どれも順番待ちしていて、30分後にしか空かないため断念。ただ、こちらは加温循環ありとのこと。空いてなくてよかった。
女湯へ。
岩の割れ目から湧き出す温泉を天然石で囲った浴槽。底は天然の岩盤。岩盤に直接穴を空け、差し込んだ竹筒から温泉が流れ出るしくみ。
源泉が湧き出ている場所の真上に湯舟を造ったため、空気に全く触れることのない超新鮮なお湯を味わえる。泡付きもしっかりある、ぬるすべの湯感触が超気持ちいい。
無色透明無味無臭の単純アルカリ泉。湯温は38度前後と長湯にちょうどいい。
ほとんどの足元湧出泉がぷくぷく程度に湧いているのに比べ、勢いよく湧き出している、ほんとに奇跡の湯。
湯上がりの肌はつるすべ。翌日もつるすべだった。
療養温泉としても有名で全国療養温泉番付(昭和55年)では、西の前頭3枚目にランクイン。
真賀温泉館の入口横にある神社。
晴れてるけど雪が散らつく中、帰りのまにわくん待つの超寒かった。
一緒に入ったおばあちゃんに、タオル持ってきたのかと聞かれて、200円で買ったと答えたら、お風呂より高いじゃないの!と言われた。
真賀温泉 真賀温泉館
★★★★★
アルカリ性単純泉
39.5度
pH 9.4
205ℓ/分
内湯 (混浴1男1女1家族3)
加温加水循環消毒なし
2018.2.11日帰り入浴