温泉手帖♨︎

温泉ソムリエの温泉備忘録

白浜温泉 崎の湯(和歌山)

道後、有馬と並んで日本最古の三湯の一つ白浜温泉。

白浜が温泉地として知られるようになったのは約1400年前の飛鳥・奈良朝の頃で、「崎の湯」は「牟婁(むろ)の湯」と呼ばれ、「日本書紀」や「万葉集」にも記されている。
斉明3年(657)、孝徳天皇の皇子である有間皇子が崎の湯に逗留され、その薦めで翌年には斉明天皇中大兄皇子が、大宝元年(701)には持統天皇文武天皇行幸され、また熊野詣での往来に後白河法皇をはじめ、都の貴族たちが沐浴されている。

江戸時代には紀州藩主だった徳川吉宗も入湯している。

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その頃の崎の湯は、砂岩に浸食された窪みが自然の湯舟になっていて、海を眺めながら入浴していたとされている。

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現在も湯船から海まで10mほどで、太平洋の水平線を望み、波しぶきを浴びながらの入浴。海風が気持ちいい。(湯船の写真は施設HPより) 

f:id:ayumu27:20180207234538j:image湯船は3つあり、1番上のは木の造りだった。段階になっていて、それぞれ大きさも違う。

お湯は硫黄のかおる食塩泉。つるつる。湯口には大理石のような白い析出物が堆積している。

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熱い源泉なので加水している。

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白浜駅からバスで15分。 湯崎下車後、徒歩約5分。洗い場はなし。狭い脱衣所はかなり混雑。 

f:id:ayumu27:20180206232515j:image白良浜からは車で5分くらい。

 

白浜温泉 崎の湯
★★
ナトリウム-塩化物泉
78.6度
pH 8.4
露天風呂(男3女3)
加温循環なし 加水消毒あり
2015.9.22日帰り入浴