温泉手帖♨︎

温泉ソムリエの温泉備忘録

渋温泉 歴史の宿 金具屋(長野)

長野駅より長野電鉄に乗り換えて湯田中駅下車。駅から約10分で、奈良時代行基によって発見された渋温泉に着く。石畳が敷き詰められている街道を浴衣に下駄でそぞろ歩き。

f:id:ayumu27:20180118144444j:image渋温泉名物「厄除巡浴九湯めぐり」は、宿泊客に無料で開放されている9つの外湯を

f:id:ayumu27:20180118144630j:image祈願手ぬぐいにスタンプを押しながら進めていき、最後に渋高薬師へ参詣すると

f:id:ayumu27:20180118144652j:image「満願成就」のご利益がある、というもの。

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1758年創業の歴史の宿 金具屋は、昭和11年築の木造4階建て「金具屋斉月楼」と「金具屋大広間」が国の登録有形文化財

4つの自家源泉と5口の共同引湯の権利を持ち、毎分約200リットルの火山性高温泉を使用。高さ15メートルにもなる噴泉、地下3メートルの岩盤からの湧出などさまざまな源泉。地層により含まれる成分が違う為、泉質も源泉によって異なる。

3つの大浴場と5つの貸切風呂、計8ヶ所のお風呂があり、すべて源泉100%掛け流し。 

クラシカルなステンドグラスの扉を開けると

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ローマの噴水を模した洋風の浴堂が。まず大浴場のひとつ 浪漫風呂は、戦後の洋風文化の流行を取り入れて昭和25年に造られた湯殿。

f:id:ayumu27:20180118101705j:image源泉はこの浴槽の脇地下3mほどから湧き、鉄分が多く黄色に濁っている。中性のナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。

次の大浴場 鎌倉風呂は、昭和11年に斉月楼、大広間と共に建てられ、昭和52年に老朽化の為再建したもので、渋温泉に伝わる源頼朝伝説にちなんだ名前。

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湯は渋温泉の大源泉、地獄谷荒井河原の湯と渋温泉温泉寺に湧く寺湯の混合。白い湯花が特徴の弱酸性のナトリウム・カルシウム-硫酸塩・ 塩化物泉。

f:id:ayumu27:20180118101907j:imageどちらも高温泉のかけ流しで、結構熱い。この2つの大浴場は男女入れ替え制。3つ目の大浴場は男女別の露天風呂。熱くて足もつけられない。

f:id:ayumu27:20180118101329j:imageアルカリ性で含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。100度近い源泉で、使用温度68度って!誰か入れるのかしら。まじで熱いから。

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他に、無料の貸切風呂が5つあり、空いていたら内側から鍵をかけて利用できる。15時から翌10時まで入浴可能。

サワラなど木曽の銘木を使ってつくられた円形の「美妙の湯」が一番良かった。

f:id:ayumu27:20180118101458j:imageお湯は露天風呂と同じ金具屋第1、2ボーリングの混合泉だけど、窓開けたり、湯温調節できるので。

金具屋の中の風呂巡りでいっぱいいっぱい。外湯を巡る余裕なし。そして、湯温が高すぎて熱い。

 

渋温泉 歴史の宿 金具屋
★★
(鎌倉風呂)ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
54.4度
pH 5.3
男女別露天風呂 男女入替内湯2(浪漫、鎌倉)貸切5
加温循環消毒加水なし
2016.6.4宿泊