温泉手帖♨︎

温泉ソムリエの温泉備忘録

蔦温泉 蔦温泉旅館(青森)

青森県の奥座敷・南八甲田の中腹に、ブナの森に囲まれた一軒宿 蔦温泉旅館がある。青森駅から車で1時間半。送迎もあり。日本秘湯を守る会。

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平安時代にはすでに湯治小屋があったと記録されていて、泉響の湯は湯治棟専用の混浴風呂だった4m×8mという大浴場を男女別に改築したもの。

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お風呂はいずれも源泉の上に浴槽があり
ブナ材を使用した湯船の底板から湧き出す足元湧出。空気に触れていない「生の湯」。
空気に触れていない湯は、刺激があり熱く感じるが、二度三度浸かるにつれやさしいお湯が実感できる、というけど熱い・・・。湯が掛け流されてる場所に座っているくらいで十分。すごい量が流れ出しているので。

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井上靖氏が詠った「泉響颯颯」から名付けたという泉響の湯は、浴槽から梁までの高さが12mもあり、その空間に泉のせせらぎのような響きを奏でる開放的な湯殿。

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ぽこっぽこっと湯船の底から湧いているのが分かるし、風情があってすごくいい。が、熱い。

泉響の湯にはシャワーがひとつある。

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夜中に久安の湯へ。昔は旅館棟専用の混浴風呂だったため浴場はひとつで、男女入れ替え制。

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古びた雰囲気。以前は、川魚が泳いでいたという水槽が壁に埋め込まれたまま。

こちらも湯が惜しみなくかけ流されている。熱くて長湯できないのが残念。どちらの湯もメタケイ素が多くて、湯上がりの肌はするする。

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お目当の蔦沼へは、蔦温泉旅館の脇にある遊歩道から。紅葉の蔦沼を狙うなら、超いい宿。

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まだ早かったけど、八甲田山ロープウェイはちょうど見頃。山頂はすでに寒い。 

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蔦温泉 蔦温泉旅館
★★★

〔泉響の湯〕
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉
45.4度
pH 7.3?

〔久安の湯〕

ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉
43.8度
pH 6.9
内湯(男1女1入れ替え1)
24時間入浴可
2016.10.15宿泊