温泉手帖♨︎

温泉ソムリエの温泉備忘録

赤湯温泉 松島館(山形)

山形県南陽市にある赤湯温泉は、山形新幹線で東京から2時間半の赤湯駅から車で5分ちょっとと、好アクセス。
山あいに温泉地が多い山形県では珍しく、町中に13軒の温泉旅館と4つの公衆浴場が点在している。

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南陽市は比較的雪の少ない地域。今年は暖冬のせいもあって街中に雪はほとんど見られない。

その昔は花街として栄えていた赤湯には多くの飲食店がある。

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新幹線の駅を降りたらこれ。南陽市は市役所にラーメン課がある程のラーメンの町。

前回はいもせ食堂でチャーシュー麺を食べたので、今回は龍上海で赤湯辛みそラーメン。

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1時間並んで頂きました。

さて、赤湯温泉は開湯925年。平安時代(1093年)に源義綱により発見された歴史ある温泉。戦で傷ついた体を湯に浸したところ、たちどころに傷が治り、湯が血で真っ赤に染まったことが赤湯の名の由来。

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天童温泉で食事がめちゃくちゃ美味しい天童温泉 天童荘(山形) - 温泉手帖♨︎に泊まった時、社員旅行でこの宿に行くと教えてもらい、期待して訪れた。

創業は大正初期、小さな旅籠の宿をひらいたのがはじまりの松島館。
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赤湯温泉には「森の山源泉」「森の山2号源泉」「湯川原源泉」の3本の源泉があり、全ての旅館13軒と公衆浴場3軒(とわの湯・あづま湯・赤湯元湯)には「森の山源泉」と「森の山2号源泉」の2つの源泉を混ぜた混合泉が供給されている。毎分一升いくら、という形で買うらしい。

松島館には大浴場はなく、24時間入浴可能な貸切風呂が3つ。8部屋のうち3部屋に半露天風呂が付いてる。お湯の使い方が上手い。

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まずは部屋のお風呂。脱衣所から少し下がった内湯。
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こじんまりとした湯船から湯がかけ流されている。
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源泉が熱めなので、熱かったら加水して下さいとのこと。60度もあれば、混合して配湯したって熱いだろうな。
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気軽に手を入れたら、やばい、火傷だ。45度超えの状態。勢いよく水で埋めてから入った。埋め過ぎて、お湯がよく分からない。

3つの貸切風呂のうち2つは、宿のなかほどに向かい合うように在る。

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木札を確認し、空いていれば裏返し、中から鍵をかけて入るしくみ。
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内湯の『温』。結構広々。
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シャワーが一つ。洗い場の方にお湯がかけ流されている。
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とろりとしたお湯で硫黄の匂いはしない。薄茶色の湯の花がたくさん舞ってる。湯温は42度前後。前の誰かが水で埋めたのかもしれない、分からないけど適温だった。

どの貸切風呂もタオルやアメニティは揃っているので、手ぶらでいける。
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露天風呂の『洵』。

小さなシャワー室があり、その奥に小さめの露天風呂。
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溶け残った雪がある。例年ならもっさり雪だったんだろうな。
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湯口に塩化物泉らしい湯の花。湯船の中の湯の花も薄茶色。湯は無色透明。あまり硫黄泉っぽくない。
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湯温は40度ちょい。湯口から離れると40度割れとぬるめ。加水の必要なし。誰かが水で埋めたのかもしれないけれど。

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湯船の底に硫黄泉の析出物。ただ、硫黄の匂いはしない。ぬるくてゆったり入れるいい露天風呂。出てからもぽかぽかが続く。

『温』と『洵』の間に休憩所。コーヒーやお茶など。
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泉質は、含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉。残念ながら、部屋のお風呂も2箇所の貸切風呂も硫黄感がない。
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ストレスや心の病にいいとされるリチウムイオンが、赤湯の混合泉には1.6mgも含まれている。一般的には0.6mgほどでこれほど高い数値はかなり珍しいそう。リラックス効果が期待できる。

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もう一つの貸切風呂『とちり屋』だけ、玄関から一度外に出た離れにある。この時点で硫黄の香りがふわぁっと漂ってくる。
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談話室(休憩所)の奥がお風呂。スリッパがなければ空いてる。
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脱衣所の入口に木札もある。硫黄の匂いがしていて、気分が上がる。
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タイルの清潔な湯船。窓が少し空いている。
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うまく調整できてるみたいで、湯温は41度前後。気持ちいい。

フライングしてチェックインさせてもらい、15時前にはもうこの湯に浸かっていたので、多分一番風呂。前の誰かが水で埋めてはいないはず。
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白い小さな湯の花が少し。たまに大きいのもふわり。明らかに他の湯船と違う。
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つるつるの湯感触。メタケイ酸を含んでる。湯上がりの肌はしっとりすべすべ。香ばしい硫黄泉で、しょっぱさはほとんどない。

蛇口が硫黄でダメージ受けてる。
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源泉に一番近い湯船だそうだけど、源泉貯湯槽に近いのかな?分からないけど、とにかくこの湯船が特別に気持ちいい。

翌朝、駅まで女将が送ってくれたので、疑問が解けた。

森の山源泉が湧いている場所が貸切風呂『とちり屋』のすぐそばとのこと。だから硫黄の匂いがちゃんとしたんだ。分析書にある貯湯槽口の源泉温度は60.4度だけど、森の山源泉の湧出口は63度はあるそう。そこでご主人が毎晩作っている温泉卵をお土産にいただいた。

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源泉のそばだから出来る温泉卵。60度の混合泉を配湯されているところでは難しいらしい。赤湯温泉の中でも数少ない100%の源泉かけ流しの宿、松島館。

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予約しないと買えない朝7時から10時半まで営業の田中屋さんのあんびん(大福餅)。きっちり予約して頂きました。宿から歩いて5分かからないくらい。

餡よりもお餅!の私には最適な大福餅。

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他にもぶどうの出荷量が全国3位の山形県。県内11社のワイナリーのうち、4軒ものワイナリーが赤湯にあり、すべてのワイナリーで試飲ができる。宿のすぐ近くの酒井ワイナリー。

山形はお米も日本酒も美味しいし、フルーツやワインも出来る。山形万歳!

 

赤湯温泉 松島館

★★★

含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉

60.4度

pH 7.3

貸切3 (内湯2 露天風呂1)客室半露天3

加水加温循環消毒なし

2019.3.16宿泊

小砂温泉 ホテル美玉の湯(栃木)

小砂温泉は那珂川沿いに点在する馬頭温泉郷の一番北側に位置する温泉。

馬頭温泉郷那須岳や日光連山を一望できる景勝地に位置し、夕日を眺められるよう西向きの温泉が多く「夕焼け温泉郷」とも呼ばれているらしい。知らなかった。

宿の玄関に祀られている馬頭観音。なるほど、だから馬頭。初めて見た気がする。

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結構恐ろしい。今にも立ち上がりそうな座り方も目新しく恐ろしい。夜も居るの⁈ 玄関ロビーを通って大浴場に行くしかないんだけど。

この小砂温泉のホテル美玉の湯は、東北新幹線宇都宮駅から宇都宮線に乗り換え15分ほどの氏家駅で下車。駅から宿の送迎車で40分くらいのところにある。

以前に泊まった日本三大美肌の湯のひとつ喜連川温泉 ホテルニューさくら(栃木) - 温泉手帖♨︎を越えてまだまだ北東へ進む。迎えに来てくれたのが支配人さんだったので、地域のことや源泉の話などしてくれた。ここのお湯が本当に好きで誇りを持ってるのが分かり、ますますお湯が楽しみに。

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美玉の湯は温泉宿と日帰り施設を備えた一軒宿。

現オーナーが小学生の頃、祖父が茨城県笠間市に住んでいた霊感の強いおばあさんから「この場所を掘ると、硬い岩盤につきあたり、さらに掘り進めば効能のある湯が噴き出す」と言われて、その通り掘り進めてみたら、49.5度の温泉が噴き出したそう。

この話を聞いて吹き出した。温泉や宿に関係ない肥料商を営んでいたおじいちゃん。とても信仰心が篤かったらしいけど‥それにしても、おじいちゃん。いや、おめでとう。温泉出て良かった。

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地下1200mから湧出する天然ラドン含有の温泉。宿の大浴場と日帰り施設は全く別で(源泉は一緒)行き来はない。大浴場は一階の奥にあり、男女別の内湯のみ。

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ちょっとだけ不思議な配置。正面に湯船。左手にカランのみの洗い場が2つ。

少し引いて見ると
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正面湯船の右側に冷たい湯が溜まってるところがある。そこは置いといて
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洗い場の奥には寝湯。

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おぉ、湯船がL字型になっているのか。
さっきの右側の冷たいところは、どうやら打たせ湯だったみたい。パンフレットに打たせ湯と書いてあるのでここしか考えられない。え⁈ でも冷たい打たせ湯は修行じゃない⁈ きっと使う人が少ないから溜まったお湯が冷たくなってたんだろうな。うん。
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シャワーは3ヶ所。シャワーの湯も温泉だと思う。ぬるぬるでシャンプー落ちてない感じがするので。アルカリ泉のぬるぬる気持ちいい。

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湯口から出てくる湯もぬるぬる。f:id:ayumu27:20190310143736j:image

とろりんとした湯感触で柔らかく無色透明な湯。無味無臭だけど重みがあり甘さを感じる。

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ラドンが逃げるので窓を開けないようにと注意書き。じわじわとラドンの蒸気を味わう。

夜中じゅうずっと入れるからか、人とかぶらない。ゆったり息ができてくつろげる。

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とろりんとしたお湯は、ぬるすべの肌触りで肌に優しく、湯上がりはさらすべ。

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42度弱の湯温はちょっと熱めだけど、寝湯という逃げ場がある。

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寝湯は今までの中でもトップクラスの浅さ。湯温は41.5度前後。

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身体の半分くらいしか浸からない。青森の古遠部温泉(青森) - 温泉手帖♨︎の、湯船から溢れ出るお湯に浸かるトド寝よりも浅いかも。
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でも、この背中は暖かく、首や肩はきちんと浸かりつつ、あとは半分出てる感じが悪くない。私はすき。

旦那さんは(私が思うに)身体の背面の5分の1ほどしか湯に浸からないみたいで(私の想像)、頭を高く斜めにするとか改良すべきだと主張してた。

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ナトリウム-硫酸塩泉(に近い泉質)はあまり見ないけど、しっとり潤う泉質。湯上りはさらりとしているけど、肌はさらすべ。身体の芯からぽかぽかと温かさが長続きする。

大浴場は24時間利用可能。(午前9時~10時30分のみ清掃)毎日完全換水でいつでも新鮮で清潔なお湯に入れる。

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3階から外に出て渡り廊下、長い階段を上がると貸切の露天風呂がある。
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あの、高いところに。見晴らしいいらしいよ。
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展望露天風呂「竜神の湯」は30分500円の貸切。

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チェックインの時に説明してくれてたら、予約して入ったのにな。一度、階段登って偵察‥、鍵がかかっていて予約した人しか入れないので外から覗き見偵察。そしたらもう一度階段登るのは億劫になった。そう、この日風邪で熱もあって。

でも翌朝も、あぁー500円なら予約して入るなり、入らなくても写真撮るなりしたかったなぁとまた思う。まぁ、後悔のこして帰るのもありか。

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小砂温泉 ホテル美玉の湯

★★★★

アルカリ性単純泉

47.6度

pH 9.3

110ℓ/分

内湯(男女別)露天風呂1(貸切)

加水加温循環消毒なし

2019.3.9 宿泊

湯西川温泉 本家伴久(栃木)

日光市湯西川温泉は、壇ノ浦の合戦に敗れ逃れてきた平家落人が、河原に湧き出る温泉を見つけ傷を癒したと伝えられる歴史の古い温泉。湯西川の渓谷沿いに旅館や民家が立ち並ぶ、湯量豊かな温泉地。

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北千住駅から特急リバティ会津で2時間半の湯西川温泉駅。おぉ、なんとも言いがたい古き良き歓迎のアーチ。駅からは日光交通ダイヤルバスで20分。通り沿いにある数ヶ所の旅館前のバス停に止まりながら、湯西川温泉郷を進む。終点ひとつ手前の本家伴久旅館前で下車。

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本家伴久は美しい山々や清流に囲まれた老舗の名湯料理旅館。
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平家直孫を継承する癒しの温泉宿として1666年に創立され、350年以上の歴史がある。

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平家の家紋の蝶紋が宿のいたるところに。

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全室湯西川清流沿いで、この時期は敷地内に氷瀑を創り、夜はライトアップもしてる。

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本館の全ての部屋から眺めることができる。二人掛かりで1ヶ月かけて作成するとか。
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ちなみに、夜ごはんはこのかずら橋を渡り、湯西川対岸にある平家隠れ館の囲炉裏処で炭火を囲んでいただく。現在90代の大女将のアイデアだそう。

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きしきしと軋むかずら橋。
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囲炉裏で山女魚やお餅、肉味噌などを好みに焼いていただくの、楽しくていい。
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かずら橋から本家伴久の本館の眺め。

と、やっと温泉の話へ。

男女別の大浴場に露天風呂と内風呂、他に3つの貸切露天風呂がある。大浴場は男女入れ替えはなく、翌朝9時半まで。

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女湯は玄関脇の階段を降りた右手。左手は朝食会場。
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子宝の湯、美肌の湯として知られる名湯。
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脱衣所は畳で清潔。

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洗い場も整然としていて清潔な感じがした。ただたまにある、シャワーの温度調節が微妙に難しくて、熱い湯が定期的に出てくるタイプ。まぁ、大した問題じゃないけど。
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内湯は広々していて、檜で囲われてる。
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15時ちょい前にフライング気味で入ったので、多分一番風呂で誰も入ってない。湯もみされてないからか、湯温44度。
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外を歩いてきたから身体がかなり冷えてて、なんとか浸かれたけど、3分も入っていられない。なぜこんな高温⁈

加水しているそうなので、それだったらもう少し適温にしたらいいのに。消毒臭もある。

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露天風呂は階段を下りて川沿いへ。
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階段の石段には暖かい電気マットみたいなのが敷いてあり、足に優しい。
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820年以上前に発見された湯西川温泉の源泉。 本家伴久のこの露天風呂「藤鞍の湯」がその場所だそう。

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露天風呂も湯温44度。外だからまだ耐えられるかと思いきや、やっぱ無理。熱過ぎ。
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湯船から溢れるお湯は、豪快に川にかけ流されている。
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なめらかでしっとり肌に染み込むような柔らかな湯で、無味無臭、無色透明。消毒臭が少し。循環もしてるらしいから、仕方ない。

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湯船から氷瀑も眺められる。朝の9時半まで夜通し入れるので、ライトアップもここから見える。

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HPには源泉かけ流しとあり、仲居さんもかけ流しで消毒もしてないと話してた。おかしいなと思って、後日電話で確認したら、循環あり、消毒もしてるとのこと。

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源泉に見合った温泉宿だといいのに。

熱過ぎて大浴場には入れないから部屋の内湯があって助かった。
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半露天風呂とのことで、窓を全開に出来る。
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熱い温泉は止められないので、ざっばざば水を入れて埋めるしかない。
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湯上がりの肌はさらさら。

3つの貸切露天風呂は45分1,050円で15時から23時まで。

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湯西川温泉にはかまくら祭を見たくて来た。日本夜景遺産に認定された「沢口河川敷のミニかまくら」は、数百個のミニかまくらにロウソクの灯がともされ幻想的な世界。

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『死ぬまでに一度は見たい絶景』にも選ばれてる。

余談だけど、特急リバティは下今市駅で連結、切り離しが行われる。下りは下今市駅から各駅停車になり、特急券がない人も乗ってくる。指定席しかない電車なのに。

逆に帰りの上りは下今市駅で連結されるまで、デッキも座席横の通路にも人がぎゅうぎゅう。下今市駅から連結された車両に移動する人たち。

つまり、下今市駅から湯西川温泉駅(この先のことは知らない)までの間は、トイレにも行けないような状態。いろんな事情の電車があるんだな。

 

湯西川温泉 本家伴久

アルカリ性単純泉

63.1度

pH 9.0

174.5ℓ/分

露天風呂付き内湯(男女別)

加温なし 加水循環消毒あり

2019.3.2 宿泊

須賀川温泉 おとぎの宿 米屋(福島)

“ひと粒の米”を大切にする米商の原点に立ち還り、心が豊かになる宿をめざしているという米屋(よねや)は、四半世紀前より須賀川里山に佇む宿。

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東北新幹線郡山駅東北本線に乗り換え15分ちょいの鏡石駅からタクシーで10分弱、須賀川駅からも10分ほど。

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このおとぎの宿、女子率が高く、聞くところによると9割女子の日もあるらしい。今日も6人組女子を始め、多くの女子が。

なるほど、ウェルカムドリンクが選べて、着いて早々スパークリングワインが飲める。ドライいちじくと胡桃を一緒に。

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大浴場へ行く途中には、足湯と飲泉所がある。もちろんタオルや紙コップ完備。

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ここのお湯は飲むと胃腸に良いとされている。おみくじまで。

大浴場はふたつあり、男女入れ替え制『花』と『月』。

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夜の1時まで『花』が女湯。

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内湯は「大湯」と「小湯」と名付けられたふたつの湯船がある。

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手前の小湯は加水なしの源泉だけ。湯船の底から直接源泉が注がれ、空気に触れない新鮮な温泉。加水していないので、源泉のとろみをより一層感じられるけど、湯温は44.5度前後。

夜に手足が冷えて冷えてどうしようもなかった時、小湯で足湯して暖をとったけど、普通にはなかなか入れない熱さ。f:id:ayumu27:20190223230803j:image

大湯は加水あり。かなりのぬるぬる浴感なので十分気持ちいい。加水しているにもかかわらず、少し泡付きもある。細かい泡が肌に吸いついてくる。f:id:ayumu27:20190223230756j:image

約180cmもある大きな間口から滝のように湯を投入し、掛け流している。

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加水してても42度は超えてる。
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大湯の小湯側が浅くなっていて、寝湯が3つ。こんなの初めて見たけど、向こう側から見えないように石がある。ナイスアイデアな気もするけど、ひょいっと跨ぐのもなかなか抵抗があり、つい、この上に足を載せたりして。不思議な心持ちになる石。

でも数回目には、ふくらはぎに石を挟んで、内転筋を鍛えるのに活用してた。

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寝湯気持ちいいけど、小湯に誰か入ったら、頭にざーっと湯が溢れてくる。あんな熱い湯に誰も入らないだろうと油断してたら、以外に入る勇者がいるんだ‥。

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「源泉ミストサウナ」は、源泉100%のミスト。なめらかな化粧水を全身から浴びているかのよう…という宿自慢のミストサウナ。

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源泉が滝のように向かいの壁をつたい、床を流れていく。
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天井のいくつもの穴からミストが出ていて、霧雨みたいな細かいミストなんだけど、土砂降りの雨に降られたみたいにびしょ濡れになる。気持ちいい。流れの音も心地いいし、全身びしょ濡れになってく感じも、なかなか味わえない良さがある。しかもぬるつるの源泉。

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『花』と『月』は、基本同じ造りだけど、露天風呂のイメージが違うとのこと。

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『花』の露天風呂は「岩風呂」と「小石の風呂」。
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ふたつの湯船は湯温が異なる。奥側の石の小さい方の湯温は45度‥。いやいや、入れないから。
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大きな岩の湯船は43.5度。熱いけど、外気が冷たいし、風も吹いていて、露天風呂に浸かるまでに足が凍りそうになってるので、熱いお湯だけどとりあえず入れる。
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こんなに湯温高いのに、泡付きがすごい。湯感触もぬるぬるで気持ちいい。

でもみんなこっちの湯船に入るので、ぎゅうぎゅうになる。

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新鮮でいいお湯。残念ながら熱いので、冬に来て正解。

全ての部屋に半露天風呂が付いているのに、大浴場のこの混み具合はすごい。男湯はがらがらだったとか。女子グループが多いのがよく分かる。

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部屋からの眺めはのどかで、お風呂スペースも心地よい。
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源泉かけ流しになっているけど、左のカランで源泉を止めることも
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右のカランで、水を足すこともできる。源泉100%のほどよいぬる湯を楽しむために、源泉を止めて冷めてから入る。
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シャワー室もあり、
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シャワー室と湯船の間はドアがある。
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夜の星空も綺麗に見えた。

朝の5時から大浴場は男女入れ替えで今度は『月』へ。

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広々とした浴室に立ちこめる湯けむり。f:id:ayumu27:20190301150207j:image
基本は『花』と同じ造りで、大湯と小湯に源泉ミストサウナがある。
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露天風呂は「岩風呂」と「ヒバ風呂」が棚田になってる。

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ちょうど朝陽が眩しい時間。
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こちらの露天風呂はどちらも熱くて、長くは入っていられない。朝一だからなのかもしれないけど、とにかく熱かった。
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しかし歩くところは石なので、めっちゃ冷たい。
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源泉かけ流し大切だけど、もうちょっと上手く湯温下げてほしいな。
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お湯は無色透明で無味無臭。
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下側のヒバの湯船は、湯船の中のぬるぬるがすごくて、油断すると1歩目で滑る。
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泡付きもよく、ぬるぬる浴感が一番強い気がする。

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メタケイ素が多いわけでもない、水素イオン濃度も8.9ですんごいアルカリ性なわけでもない、なのにこのぬるぬるはなんなんだろう。気持ち良すぎるぬるぬる。
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清潔で綺麗な脱衣所だけど、床の髪の毛が大量でげっそり。女子多過ぎなんだろうな。

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須賀川温泉 おとぎの宿 米屋

★★★★★

アルカリ性単純泉

51.4度

pH 8.9

461.3ℓ/分

内湯4 露天風呂4 ミストサウナ2

加温加水循環消毒なし(一部加水あり)

2019.2.23 宿泊

南郷夢温泉 共林荘(秋田)

“横手の雪まつり”のかまくらを見に秋田県へ。秋田新幹線こまちで3時間半の大曲駅奥羽本線に乗り換え。20分弱で横手駅に到着。雪まつりはここで催されている。

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蛇の埼川原のミニかまくら。雪が激しく降ったり、ちらついたりの中を歩いて会場を巡るので、身体が冷え切る。温泉に入りたい‥。
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横手から北上線で9分の相野々駅まで行けば、宿までタクシーで10分だけど、この北上線どうやら3時間に一本くらいしか走ってない。

横手駅からだとタクシーで25分ほどの、奥羽山脈の麓にある共林荘。

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横手市の中でも雪深いところで、道の両脇にはゆうに1mを超える雪の壁が続く。朝、明るくなってから部屋の窓を見て

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想像以上の雪景色に驚いた。
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あれが温泉棟。新館の大浴場。
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共林荘は、異なる泉質の2種類の源泉を持つ。アルカリ泉の硫黄泉と単純泉

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まずは本館元湯から。宿自慢の源泉(1号井)100%の元湯。男女別の内湯のみ。
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湯が溢れてかけ流されている。歩くタイルが湯で暖かくて気持ちいいけど、つるつるで滑る。
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硫黄泉なので、天候などで色が変わる。脱衣所にもこんな記載が。
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夜は少し白濁した緑がかった透明だったけど、朝は緑がかっているだけで濁りはなかった。

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日によって、また時間によっては白濁や真っ黒にもなったりする、まさに源泉かけ流しの湯だからこそ。循環はもちろん消毒もなし。
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夜も朝も変わらないのが、ぬるぬるの湯感触。あれ?先週のぬるぬる硫黄泉⁈と感覚が蘇るほど、この湯もぬるぬる。超気持ちいい。

夜9時前の湯を抜く直前、多分1日のうちで1番湯が荒れていた時は、40.5度くらいのぬるめだった。湯を抜いて掃除してまた溜めて、0時くらいに溜まったらまた入れる。朝は41.5度ちょいくらいだった。

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単純硫黄泉は、デットクス、保温効果が有り、肌荒れや湿疹などにもいい。強烈な硫黄泉じゃなく、こんなにぬるぬるで肌に優しいアルカリの硫黄泉。湯上がりの肌はつるつるのすべすべ。毎日日帰りで来てる近所の人たち羨ましい。
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こちらの小さな木の湯船は、2つの源泉を混ぜている、少しぬるめの湯船。黒みがかった湯。

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ほのかな香ばしい硫黄の匂いで、これだけでも癒される。美味しく飲める。
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白や黒の小さめの湯の花が舞ってた。湯口も灰色の湯の花がたくさん。

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元湯気持ちいい。ぬるぬるの湯感触もほんのり硫黄の匂いも熱すぎない湯温も。もうちょっとだけぬるかったら最高だな。また冬に来たい。

もう一つの新館大浴場は源泉2号井で、元湯とは泉質が異なる。

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23時になると、随時掃除が始まるみたい。こちらも毎日湯を抜いて完全換水清掃。消毒なしのかけ流し。有難い。
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内湯は2つの湯船。硫黄の匂いはない単純泉
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右側の湯口からは勢いよく湯が出ている。多分湯の花がすごいから、網で受けてるんだろうな。
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こちらの湯船は43度超え。熱いので入らない。

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仕切りの反対側も湯口があり、少し絞って湯を出している。湯温は41度ちょい。

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ジェットバスのボタンがあった。

ぬるい方の湯船の端は2段の階段があり、かなり浅い寝湯になってる。
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ナトリウムが多いアルカリ性単純泉で、溶存物質も1000mg近い。クレンジング効果が強いぬるぬるのお湯。湯上がり肌はつるつるすべすべ。

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こちらの大浴場には露天風呂がある。
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湯船の上には屋根があるので、雪が降ってるけど大丈夫。雪を眺めながら。
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かなり大きな薄茶色の湯の花がふわふわわさわさ舞ってた。湯口の湯がつたい落ちていく岩も湯の花がたくさん。
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湯温は42度弱。外気がかなり寒いのでちょうどいい具合。

露天風呂だけ、冬場のみ一部加温循環消毒されている。

イベントや絶景を求めた旅で、温泉宿を後出しで探す場合、期待はずれなことが多いけど、雪まつり抜きで泊まりに来たいお湯だった。

あ、スリッパが硬くて、足の甲に痣が出来た。大浴場まで歩くの痛くて痛くて。今度行く時はスリッパ持参しよ。

 

南郷夢温泉 共林荘

[1号井]

★★★★★

アルカリ性単純硫黄泉

45.6度

pH 8.6

250ℓ/分

内湯2

[2号井]

★★★★

アルカリ性単純泉

47.2度

pH 8.6

300ℓ/分

内湯2 露天風呂2

加温加水循環消毒なし

2019.2.16宿泊

奈良田温泉 白根館(山梨)

南アルプスの秘湯といわれる奈良田温泉は、1300年も前の奈良時代に女帝の孝謙天皇行幸したとの伝説が残る隠れ谷にある。

前日宿泊した石和温泉からは甲府駅まで中央本線で7分。甲府駅から特急ワイドビューふじかわに乗り45分程で下部温泉駅に着く。下部温泉は、信玄のかくし湯という31度の足元湧出泉がある下部温泉 古湯坊 源泉舘(山梨) - 温泉手帖♨︎を訪れたことがある。

今回はこの下部温泉駅から早川町乗合バスに乗り、70分かけて奈良田温泉へ向かう。

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山梨県早川町最北、南アルプスの麓に位置する奈良田という集落は、従来から秘境とされ永い年月隔絶されていたため、独特の方言や風習が残っている。

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宿の玄関に飾ってある『オホンダレ』。カツの木の枝に顔を彫り、頭の上に団子や木を削った花を飾ったオホンダレは、男女一対で魔除けの意味があり、小正月に玄関に飾る風習があるそう。

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近くの天神様の祠には、“お裁縫が上手くなりますように”と願いが込められた『ミミンコ』が飾られている。

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湯治に訪れた孝謙天皇(奈良王)にまつわる七不思議の伝説があり、八幡社に願掛けしたら温泉が湧いたとも言われている。

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奈良田湖畔に佇む一軒宿、日本秘湯を守る会会員の白根館。日本源泉湯宿を守る会の会長の宿でもある。

創業は昭和37年。このダムの湖底に沈んだ村にあった宿で、昭和60年に新たに源泉を開削し現在地に移転した。

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宿の看板が見えた瞬間から硫黄の匂いが漂ってくる。

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13時からチェックインできる嬉しいサービス。14時から15時半までは日帰り入浴も受け付けているので、早めにチェックインし、14時までにひとっ風呂浴びるのがベストなんだろうな。

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玄関脇の扉から温泉へ行く。屋根があり、スリッパのまま。

男女別の総檜の内風呂と、男女入れ替え制の石造りと木造りの露天風呂がある。
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右手に木造りの露天風呂が単独で在る。夕食までは女性用。
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左側には通路が伸び、男女別の総檜の内風呂があり、手前の内風呂に露天風呂が付いてる。今はそちらが男性用。

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突き当たりには飲泉所。飲泉所の手前にはヤマメとイワナが飼われている。
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まずは、一番奥の内風呂。木で作られた清潔な脱衣所。
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木に描かれた温泉の説明。分析書もちゃんとあるけど、陽が当たって反射してるので、また別なところで。

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源泉は47.8度。毎分75ℓ湧いているうち、この湯船には毎分18ℓ投入されてる。
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湯気がすごい。硫黄の香りに、え?大丈夫?と一瞬思うようなアンモニアのような匂いもたまにする。むせ返るような温泉臭。
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湯船はふたつに仕切られていて、異なる湯温に浸かることができる。ぬる湯好きには有り難い、いい仕組み。
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湯口のある熱い方は42度。
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仕切りの向こうは40.7度。いいねー。とにかく41度は切っててほしい。助かる。
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浴室の床もぬるぬる滑るけど、湯船に一歩踏み込んだこの段差の部分が危ない。気をつけないと、湯船の中もぬるぬる。
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仕切り板や湯船の縁が白く析出してる。硫黄泉特有の白。

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ざーざーとかけ流されてく。床が暖かくて気持ちいい。
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こちらの縁の全面からお湯が溢れていく。気持ちいいけど、ぬるぬるなので注意。
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湯船は底も全て檜作り。湯船も呼吸していて湯が馴染む感じがすき。ぬるぬるなのもまた楽しい。
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窓から奈良田湖が見えるけど、西陽が眩しくて。少し日が当たらない時間に入りたい。
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独立して右手にあった露天風呂へ。暖簾の向こうはすごい硫黄の香り。

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屋根はあるけど吹き抜けの小屋のような脱衣所でさっと浴衣を脱ぎ、緑がかったサファイアブルーの湯を味わう。
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41度ちょっと。ぬるめだし、涼しいし、ぬるぬるだし、極楽。
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つるすべぬるぬるのなんともいえないとろりとした湯感触。今日は緑色だけど、天候によって湯の色が透明、緑色、白濁と変化するので、源泉名は“七不思議の湯”。

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泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物泉で、pH 9.1もあるアルカリ泉。アルカリの硫黄泉は美肌効果も高まり、湯感触もいいので大好き。きしきしする酸性の硫黄泉より、ぬるぬるのアルカリ性の硫黄泉の方が比較にならないくらい良い。

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夕食後に入れ替わったもう一方の内風呂。こちらからも奈良田湖が見渡せる。今はこちら側にほとんど水がなかったけど、水があったら綺麗だろうな。
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湯船はもう一方と同じでふたつに仕切られている。

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湯口のそばは43度。勢いよく出てる。毎分15ℓが配分されていて、湯船の温度は42度台。仕切りの向こうは41度前後。

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ぬるい方の湯船の底には大きめの黒い湯の花がたくさん。ほわほわと漂ってる。ぬるりとした真っ黒な湯の花で、触ると細かく溶けていく。
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この浴場は露天風呂付きで、脱衣所から露天風呂に行くしくみ。

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石段の先に奈良田湖を見渡せる石造りの露天風呂。

今朝は雪がちらついてるけど、半分は屋根がある。
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湯温は40.2度から41.3度くらい。この宿の中で一番ぬるく、気持ちよく長湯できる。肌をさするとぬるぬるが心地良すぎて、出るタイミングを見失う。

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下には大きめの砂利、いや、石。出入り口の大きい石はぬるりと滑る。
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緑がかった透明なとろりとしたお湯。毎分17ℓ配湯されていて、ここからかけ流されている。

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猟師である宿のご主人がしとめた山肉料理が名物。昨夜の夜ごはんは牡丹鍋。虹鱒の燻製もめずらしかった。
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過去一のぬるぬる湯。最高に気持ちよかった。

歩いて5分の町営の日帰り温泉 奈良田温泉 町営 奈良田の里温泉 女帝の湯(山梨) - 温泉手帖♨︎も、さらにぬる湯のぬるぬる湯で泡付きもあって、極上の湯。小さな山里なのにランチ難民にもならないし、奈良田温泉万歳。

 

奈良田温泉 白根館

★★★★★

含硫黄-ナトリウム-塩化物泉

47.8度

pH 9.1

75ℓ/分

内湯2 露天風呂2

加水加温循環消毒なし

2019.2.10宿泊

奈良田温泉 町営 奈良田の里温泉 女帝の湯(山梨)

南アルプスの奥の奥のさらに奥深い、川と山々に囲まれた自然の中にある秘境の町営温泉へ。

身延線下部温泉駅(無人駅)から早川町乗合バス「奈良田温泉行き」で約70分。あ、下部温泉までは東京駅から3時間ちょっと。

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終点の奈良田温泉バス停にざっくりしたマップが。奈良田温泉 白根館(山梨) - 温泉手帖♨︎にチェックインし荷物を置いてから、バス停裏の遊歩道という名の崖をジグザグに登り、奈良田の里温泉へ向かう。
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遊歩道⁈からも

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登り終えたところからも、奈良田湖のブルーが綺麗に見える。

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駐車場からは徒歩3分くらい。f:id:ayumu27:20190212152014j:image

町営 奈良田の里温泉 女帝の湯は「女帝伝説の隠れ谷」である奈良田にちなんだ名前。1300年前の天平年間に女帝の孝謙天皇が奈良田に御遷居になり、数々の伝説が語り継がれている。

女帝が病を癒され、御衣を洗われたといわれる霊泉が奈良田の里温泉の源泉。
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受付には、熱い湯がいい人は入らないで、みたいな注意書きがあり、ぬる湯好きには嬉しい限り。42度の自噴泉

大人550円。通常(3/16〜11/15)は9時から19時まで。冬の間は18時まで。

渡り廊下から温泉棟へ。
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露天風呂などない、内湯だけ。楽しみ。
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奈良田湖を一望できる総檜風呂。向こうにちらっとブルーが見えてる。
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湯船は2つに仕切られていて、湯温が異なる。

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湯口は右奥の1箇所だけ。
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左の広めの湯船には、仕切りのこのわずかな段差から湯が流れ込むだけ。

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湯口がある湯船は39度ちょい。こちらの暖かい湯船は大混雑。最初入ったときは、10人以上がひしめき合っていた。
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この木を超えた向こうの湯船は36度前後。このぬる湯にも4、5人。大混雑を避けてゆったり。ぬるぬるの湯感触が超気持ちいいけど、さすがにこんなにたくさんの人が朝から入り続けてるんだから、湯は荒れてる。上積がぬる湯に流れてくるわけだし。

でも、ぬるぬるが気持ち良すぎて、そこは目を瞑っていくらでも入っていられる。化粧水のような、って言われているけど、こんなぬるぬるの化粧水ありますか?

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ぬるめの湯船の向こうの端は、35度ちょっとまで湯温は下がっていく。下がった先の
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湯の排出口。

1時間くらい経つと混雑がおさまり、暖かい湯船へ突入。

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こちらが湯口。無色透明のとろりとした湯がそれなりの勢いで投入されている。毎分6.6ℓの自噴泉なので、もう少し弱めかと思ってた。

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この木箱の中は40.8度。
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湯船は39度ちょっと。この湯船、すごい泡付き。あっという間に泡が付いて、肌をさすると泡がぷちぷちと湯面で弾ける。気持ち良すぎる。

白いふわりとした湯の花がふわふわ漂ってる。
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ぬるぬるの湯感触。ぬるぬるつるつると身体に膜が張ったようにまとわり付く。ぬるぬるのあわあわ。ほんのり塩気があるけど、ほぼ無味無臭で飲みやすい。

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総檜造りでシャワーもある。シャンプーとボディーソープまで。綺麗で清潔。洗い場はつるつるすべるので注意が必要。

気持ちいい。出たくない。1時間半以上入り続けた。喉が乾けば、温泉を飲み。

大混雑からの独泉。もったいなさ過ぎて出られない。誰か入ってきたら出よう。
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泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。重曹泉(ナトリウム-炭酸水素塩泉)のぬるぬるは今までもあるけれど、こんなすごいぬるぬるあったっけ?

湯上がりの肌はするするのすべすべ。
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脱衣所には飲泉の蛇口。紙コップまである。硫黄の香りは本当にほんのり。日によるんだと思う。

施設内に食事処こんぼうす(10時から15時)があり、郷土料理ほうとうや定食、丼物が食べられる。

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すごく混んでたので裏手にある
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古民家カフェ鍵屋で白鳳みそとキノコと鶏肉の生パスタ。鹿肉のトマト煮、エゴマチーズケーキも。

泊まった宿も、このカフェも、町営の日帰り温泉も超いい。めっちゃ遠い秘境だけど、また来たい。

 

奈良田温泉 奈良田の里温泉 女帝の湯

★★★★★

ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉

42.0度

pH 8.5

6.6ℓ/分

内湯2

加水加温循環消毒なし

2019.2.10日帰り入浴