温泉手帖♨︎

温泉ソムリエの温泉備忘録

袋田温泉 思い出浪漫館(茨城)

常磐道の那珂インターから国道118号を北に約50分。電車の場合は、最寄駅の袋田駅まで水戸から水郡線で80分。日本三大瀑布のひとつ袋田の滝のすぐそばに湧く袋田温泉。

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袋田温泉の歴史は平安時代から。田んぼから自然に湧き出る温水は「田毎(たごと)の湯」と呼ばれていたそう。

江戸時代には桜田門外の変の首謀者、関鉄之助が匿われて温泉療養していた地。この桜岡家の跡地に建つ宿へ。

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思い出浪漫館は元 袋田温泉ホテルで、初代社長は茨城交通の経営者。「名勝袋田の滝の近くに自噴温泉を」と昭和10年に発掘開始、1年半かけて353m掘削したところで温泉が湧出し、ホテルを開業。いつのまにか枯渇して言い伝えだけになっていた温泉が昭和11年茨城県初の自噴温泉として再興されたのだそう。

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部屋から宿の横を流れる滝川が見える。この滝川沿いに渓流露天風呂がある。
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左手に見える葦簀で囲まれたところ。

温泉は、この渓流沿いの露天風呂と、露天風呂付きの大浴場の2箇所。どちらも男女別で入れ替えはない。

渓流露天風呂は、一旦外に出て行く。夜は22時までで朝は6時から。f:id:ayumu27:20190519082459j:image

女性用大浴場の奥に渓流露天風呂出入口がある。
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外用のスリッパに履き替えて行くのだけど、建物の中で履くスリッパとの違いがよく分からない。ので、夜はそのまま行っちゃった。早朝はなんとなく履き替えたけど、瓜二つのスリッパ。
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内廊下に入る。ここからの通路はずっと屋根がある。途中、休み処的な椅子もある。
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ここが男女別の出入口。
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脱衣所まで結構遠い。脱衣所出てすぐ左側にカランと桶があるけど、微妙な位置過ぎて誰も使えない。

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大きな岩があり、葦簀に囲まれた露天風呂。
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葦簀がない一部分から川が見える。
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手間の岩の間から出ている湯は、男性風呂へ注がれている。
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女性風呂の湯口はまた別のこちら。

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岩を伝って流れてくる湯の温度は44度。加温したかなり熱い湯がかけ流されている。

渓流露天風呂は源泉かけ流しとのことだったので、40度のぬる湯だと思っていた。ものすごく残念。湯口から離れたところでも42度超え。

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葦簀の間からも川の流れが見える。夜はライトアップされてた。

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予想外の熱さでがっかりが拭いきれない。とぼとぼと長い廊下を上り歩いて、本館へ。

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大浴場は25時まで(露天風呂は24時まで)で、朝は5時から。大型ホテルなのでかなりの客数。25時まで開けてくれてても絶えず人が行き来してる。一瞬だけ独泉だったので、失礼して。

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加温循環の42度の湯。つるつるのアルカリ泉だけど、消毒臭が気になる。手すりの右側は浅い湯船。

露天風呂は42度ちょっとで少し熱め。

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左側が一部ジェットバスになってる。内湯と同じように右半分は浅い。

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源泉は40度。加温循環するにしても、せめて熱過ぎないようにしたらいいのにな。

自噴温泉と掲示があったけど、分析書には掘削・動力揚湯とある。

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部屋にも檜の露天風呂が付いてるけど、やっぱり加温循環されたお湯で熱め。

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調整できるか問い合わせたけど、シャワーで加水してくれと。
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源泉かけ流しも、加温・循環してるけど、差し湯は源泉という解釈かな。
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補足しておくと、渓流露天風呂の男性風呂は、湯船の中でもぬるい場所がありかなり快適だったそう。

大浴場の入浴時間も長めだし、消毒臭が気にならない方ならつるつるのアルカリ泉楽しめるのでは。

 

袋田温泉 思い出浪漫館

アルカリ性単純泉

40.2度

pH 8.9

180ℓ/分

男女別 露天風呂付き大浴場、渓流露天風呂

加水なし 加温循環消毒あり

2019.5.18 宿泊

杖温泉 旅館 弘法湯(山梨)

1200年前の平安時代弘法大師が開湯した甲府湯村温泉。現在も総量で毎分1t 近くの良質な温泉が湧出している湯村温泉郷。源泉数は12本で各旅館や施設がそれぞれ自家源泉を持っている。

温泉街は昔ながらの情緒、というか昭和の香りがぷんぷんする街。

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甲府駅からタクシーで10分という超好立地。甲府までは新宿から特急あずさで1時間半。

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戦国時代には武田信玄隠し湯の筆頭として多くの武将を癒したことで知られているし、江戸後期には葛飾北斎が「勝景奇覧 甲州湯村」という団扇絵を描いている。

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さらに、明治以降は太宰治井伏鱒二松本清張をはじめとする文人たちが逗留した温泉でもある。

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太宰治の常宿はこの旅館 明治。

温泉街には、弘法大師開山と伝わる厄除け地蔵尊の福田山塩澤寺をはじめ、多くの寺社が点在している。

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さて、この歴史溢れる温泉地で選んだ宿は、湯村温泉街の一番奥に建つ旅館 弘法湯。

弘法大師が国宝厄除地蔵尊に泊まった帰り、道の真ん中に大きな石があり旅人が困っていた。大師が呪文を唱えながら杖で石を動かしたところから湧いてきたのがここの杖の湯。源泉名は地蔵温泉。

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道路を挟んだ右手の建物(玄関を入ると2階の渡り廊下から行く建物)の裏手が杖の湯の源泉湧出地。湯村温泉郷の中の杖温泉という位置付けみたい。

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男湯は、この渡り廊下を渡った右手にある。つまり源泉から最も近いのは男湯。

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お風呂は内湯が3つ。男湯が岩風呂、女湯が大理石風呂。それにもうひとつ貸切風呂がある。3箇所とも24時間入浴可能。嬉しい。宿の決め手の一つ。

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まずは女湯。広い白い床に、小さな水色の湯船が可愛らしい。色合いが美しい。
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大きな窓が2面にある明るい浴室。
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シャワーは2つ。
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がんがんに湯船の外に湯がかけ流されていて、洗い場にお湯が溜まりそうな勢いで流れている。暖かいし清潔で気持ちいい。
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「湯量だけはすごいのよ」と説明されたけど、ほんとにすごいお湯使い。
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残念なことに、この日の女湯は加温されてた。冬の間、GW前後まで男湯と女湯の両方を加温、貸切風呂だけが源泉そのままとのこと。
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例年ならもう女湯も源泉そのままになってるのだけど、日によって加温してる日もあるとか。なんて日だ‥。心底残念でちょっと泣きそうになった。41度から42度くらいに加温してるらしい。入らなかったのでリアルな湯温は分からない。

あ、出川がスイカの充電の旅でこの宿に泊まってる。リアルガチで夜の9時頃に訪ねてきたらしい。

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女湯の右手奥に見えてた階段を10段くらい上がったところに、年中源泉そのままかけ流しの貸切風呂がある。
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空いていれば24時間自由に入れる。札を使用中にして、中から鍵をかけて入る。

先客ありだったので、階段をさらに数段上がった2階へ。
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料金制のファミコンがあって、ソファがあるこの場所で貸切風呂が空くのを待つことに。

源泉は37.6度のぬる湯。楽しみだなぁ。加温された女湯には入る気がないので、30分くらい待ってた。

脱衣所のドアを開けると湯の流れる音がすごい。楽しみ楽しみ。

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おぉー。すごいかけ流しの湯量。

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洗い場には軽く湯が溜まり、いや流れ続けてるんだけど、その流れていくお湯に厚みがある。
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排出口はこの穴1つ。排出が追いつかなくて、ゴズズズ、ゴボボボボボと爆音が鳴り続けてる。
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シャワーも2つある。ボディソープとリンスインシャンプーあり。
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洗い場で足だけで感じてるよりも、湯船に浸かった方がぬるく感じる。38度弱。極楽。塩化物泉だからか、実際より暖かめな気がする。んん〜。気持ちいいぬる湯。
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熊本の辰頭温泉や祖谷温泉 和の宿ホテル祖谷温泉(徳島) - 温泉手帖♨︎に似ているんだけど。勢いよく注がれるお湯の投入口辺りが、大小無数の大量の泡で白く濁っているかのように見える。葛が白から透明になる瞬間みたいな、とろりとした浴感さえある。遊離二酸化炭素が少し含まれているからそのせいなのかな。
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肌に付いた泡は、あわあわのぬるぬる。肌をさするとぶわぁっと上がってくる泡が湯面でぷちぷちぷちっと弾ける。その泡とは別の細かい無数の大量の泡が水中を舞っている。気持ち良すぎる‥。

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湯船は石なのか木なのか分からないような見た目だけど、多分石。

湯から出ると、ねっとりした肌感触。塩にコーティングされているのが分かる。でも、味は塩化物泉だと思って舐めれば、超ほんのり塩味するかもくらいの、無味無臭。

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杖の湯は美肌の湯とも伝えられている。保湿成分のメタケイ酸もたっぷりで、湯上がりの肌はしっとりするんするん。

お湯の中で肌をさする時のぬるぬるの肌触りが気持ち良過ぎて時間を忘れる。

ひとつ残念なのは、貸切なので誰かが待ってるかもと心配で、心底ゆっくりは入れないこと。

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部屋の横には川が流れてる。すごいお安く泊まらせていただいてるけど、部屋はトイレ付きだし広いし綺麗で超快適。

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朝食だけの宿泊にしたので、夜はすぐ近くの地元の焼き鳥屋さんで甲府名物の鳥モツ。
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湯村食堂でラーメンと餃子。

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焼き鳥の煙に巻かれても、餃子食べても、またすぐ極上のぬる湯に入れる。極楽。弘法大師の杖すごいな。

 

杖温泉 旅館 弘法湯

★★★★★

ナトリウム-塩化物泉

37.6度

pH 8.4

253ℓ/分

内湯3(男1女1貸切1)

加温加水循環消毒なし 季節により加温湯船あり

2019.5.11 宿泊

豊富温泉 川島旅館(北海道)

日本最北の温泉郷にある豊富温泉。稚内空港から南に車で45分、電車なら稚内駅から宗谷本線で50分、特急だと40分の豊富町

海沿いの宗谷サンセットロードからは利尻富士と夕焼けが綺麗に見える。稚咲内海岸から。

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人の数より牛の数が多いという日本最大級の酪農の郷。ウェルカムドリンクはもちろん豊富牛乳

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周りにはサロベツ原野が広がっている。

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開湯は大正15年。石油採掘をしていた際に、天然ガスと一緒に温泉が噴出したそう。天然ガスは別に活用し、オイルの混じった源泉をそのまま利用している。

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宿泊施設が3軒、日帰り入浴施設が1軒あり、最初に開業した宿が川島旅館。

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創業昭和2年の老舗旅館が、2016年の豊富温泉開湯90周年に新しく全面リニューアルオープン。
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外観は北海道産のカラマツ材を使用、玄関ラウンジには暖炉、お洒落で快適な空間で、老舗感ゼロ、旅館感さえない。ペンションかカフェか。廊下や居室の床材は北海道産天然トド松で足裏に優しい。

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あ、唯一の老舗感、旅館感が、ロビーに掲げてあるこの屋号?なのかな。年季が入った木の看板が目を引いた。

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お風呂は一晩中入れる。さすが湯治宿。夜中に男女の浴室が入れ替わる。残念ながら翌朝は8時まで。10時半から日帰り入浴をやってるから仕方ないのかしら、せめて9時まで入れたら印象違うのにな。
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内湯には源泉をぬるめに加温した湯船と、35度の源泉そのままの小さめの湯船のふたつがある。
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色は光や時間によって変わるけど、黄色がかった濁り湯で、薄茶色の湯の花がたくさん舞ってた。
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左が源泉湯船、右が加温湯船。加温は40度ちょいくらいだったと思う。いい感じの加温具合で、こちらだけでもゆっくり浸かれる。

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源泉湯船は35度でも、全然寒くない。塩を含む泉質や、温泉の濃さのせいかな。
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源泉湯船の方がたくさん湯の花が舞ってる。

原油が混ざった珍しい泉質で石油臭が香る。石油の匂い、昔の防虫剤のナフタリンみたいな。いや、でも、不思議なことにヒバやヒノキのような、ちょっときつめのスパイシーな香りにも感じる。
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かなりしょっぱくて、少し出汁の味。

ぬるつるの浴感。源泉湯船の方は少しざらりとする。重曹成分が皮膚の余分な脂肪や角質を乳化するので、ぬるつる。

お尻は湯底の油が付くのか、ハンドクリームでも塗ったみたいにねっとりぬるんとしてる。

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湯面にはマーブル模様の油膜が浮かんでいて、ぬるっと肌に油がまとわりつく。よく振ってから使うオイルインの美容液みたいなイメージ。

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湯口も排出口も湯船もすごい析出物。掃除も維持も大変だろうな。
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洗い場はこんな感じ。

外に露天風呂もあって、少し熱めに加温されてる。

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あまり長く入れないし、露天風呂に意味を感じないけど、3段階の異なる湯温にし、様々な趣向に応えているみたい。
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男女入れ替え後の朝の露天風呂。
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湯口の析出物。これはすごい。f:id:ayumu27:20190513224048j:image

溶存物質が13gもある。久々の濃さ。温泉1kg中に1000mg以上、つまり1gあれば泉質名の付く温泉。その10倍以上の物質が溶けてる濃い温泉。

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油分を含む珍しい泉質は、保湿効果があり、火傷や皮膚病に効くので、皮膚疾患の療養のための湯治客が多い。

また、消毒や洗浄効果のあるメタホウ酸が550mgも含まれている。目を洗うことで有名な貝掛温泉で21mg。塩化物泉なのでもちろん目は洗えないけど、火傷や切り傷の治りの早さに繋がる。

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男女入れ替え後のもう一方の内湯。今度は加温湯船がL字型。
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湯船の縁、なんか可愛い。
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もはや木が見えない湯口。
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昨夜より熱い。湯の花は大きめでたくさん。
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塩化物泉特有の茶色くなった床。
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湯上がり後、かなり長い間芯からぽかぽかが続く。肌はしっとり。殺菌作用のある塩とヨウ素、植物由来のオイル成分と塩成分が肌をカバーしてくれるから。

日本最北までやってきたのは、この珍しい温泉と、宿オリジナルの「バターフィールド」を食べるため。「バターフィールド」とは、北海道のさまざまな素材を練り込んだバター。

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夜ごはんはバターづくしのプランを食べた。朝ごはんでは6種のバター食べ比べができる。
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やばい。天国。
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礼文エゾバフンウニのバター、利尻昆布のバター、道産山わさびバター、標津の鮭節バター、八雲の服部醸造のドライ味噌のバターなどなど。
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ウニバターをゆめぴりかの玄米にのせて。
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はちみつバターを焼き立てパンで。

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お土産はトリュフバター。

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あ、そうそう、人気の宿なのでツインの部屋は取れず、シングル2部屋の自由行動。なかなかいい。

 

豊富温泉 川島旅館

★★★★★

ヨウ素-ナトリウム-塩化物泉

35度

pH 7.8

151ℓ/分

男女別 内湯(源泉1加温1)露天風呂

加水加温循環消毒なし 加温浴槽あり

2019.5.5 宿泊

定山渓温泉 定山渓第一寶亭留 翠山亭(北海道)

札幌市の南に位置し「札幌の杜」と呼ばれている定山渓温泉

梅と桜を同時に見られる円山公園に寄ってから。

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札幌駅からは車で約45分ほど。時間が合えば無料送迎が一便だけある。バスなら1時間、定額タクシーを予約すれば5000円で行ける。

定山渓温泉は開湯150年以上の歴史ある温泉地。江戸時代に修行僧の美泉定山が、鹿が傷を癒す姿を見て湯小屋を建てたのが始まり。
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温泉街を流れる豊平川の河床から自噴する3つの源泉を引いている、定山渓第一寶亭留 翠山亭に宿泊。「ホテル」が「寶亭留」なのは、お客様の心に寶(たから)が留まる亭(やかた)を目指してとのこと。

温泉は、館内に男女入れ替え制の露天風呂付き大浴場、もうひとつ離れに露天風呂付きの浴場がある。

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全60室のうち46室が温泉付き客室。大きなホテルなのにすごいな。

3つの源泉をブレンドした源泉掛け流し。

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お湯を張る時に温度調整のため加水するけど、その後は各部屋ごとにデジタルで温度管理し、湯が冷めたら熱い源泉が湯底から追加される仕組みになってる。
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ので、自分で調節できない。熱いので水で埋めたら、その分熱い湯が湯底から出てきてしまう。もしかしたら、フロントに相談したら、ぬるめ設定にお願い出来たのかもしれない。

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離れの湯屋「森乃湯」は宿泊者専用。21時半最終入場の22時まで。朝は6時から9時入場の10時まで。
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しっとり落ち着いた暗めの浴室。ここは内湯も露天風呂も加水なしの源泉かけ流し。
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高温の源泉を冷まし、湯底にある十文字から投入している。

湯に動きを生じさせて、古い湯を浴槽底部より排水しているそう。f:id:ayumu27:20190509115550j:image

檜の内湯は42度前後。つるんつるんの湯感触。薄茶色の湯の花が大量に舞ってる。

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露天風呂は44度超え。ひえ〜、熱すぎる。でも、男湯は露天風呂の方がぬるめだったらしい。
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建物の入り口にある森乃茶屋では、ドリンク券で飲み物をもらえる。生ビール、烏龍茶、京極の水、緑のジュース、赤のジュースから。

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森乃湯を切り盛りしていた方の気持ちいい接客に、おもてなしの心が感じられて好印象だった。ちなみにおじさん。
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ナトリウム-塩化物泉だけど、それほど濃すぎない塩化物泉。メタケイ酸が含まれているので、しっとり保湿。メタホウ酸は殺菌効果がある。

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大浴場は深夜3時までで、清掃後に男女入れ替えし、早朝5時から入れる。f:id:ayumu27:20190504214222j:image

先に女性用だったこちらの大浴場は、湯船が4つでうち1つは水風呂。サウナもある。

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一番奥の湯船は42.5度くらい。豪快に滝のように音を立てて湯が入れられている。

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真ん中は41.5時前後。一番入り口側に水風呂と気泡風呂。
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床のタイル、掃除大変そう。循環といえど、湯船からかけ流されているお湯もかなりある。

露天風呂は脱衣所に戻り、別の専用の出入口から。
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向かいにあるのが樹齢300年のカツラの木。
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黄色く濁っているように見える。
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湯温は43.5度。熱い。混合泉の湯温が76度だもんなぁ、新鮮なまま冷ますって厳しいんだろうな。

目の前に桜が咲いてた。
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薄茶色の湯の花がたくさん舞ってる。f:id:ayumu27:20190504214153j:image

pH 6.6でアルカリ泉でもないし、加水循環してるわりには、つるんとした浴感。湯上がりはしっとりする。

早朝5時。入れ替わった大浴場。1時間近く誰も来ない独泉だった。

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昨夜の方にもあったのかもしれないけど、こんなのあった。すごく明確で好感が持てる。

やっぱりどの湯船も、加水循環消毒あり。加水は最小限にとどめるにしても、これだけの大浴場。循環消毒するしか無理だよね。
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洗い場もしっかりある。混む時間帯はこれくらい必要そう。

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洗い場の隣から。こちらの湯船は42.5度くらい。向かいにサウナと水風呂がある。

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その隣が一番大きな湯船。
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滝になっていて、43度と熱い。
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かけ流されているお湯。
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露天風呂への出入口を挟んで寝湯がある。ぬるめで40度割れ。これは気持ちいい。

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しかも、気泡付き。

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これ髪の毛濡れずに寝ることは不可能。かなりの勢いの気泡で、結構気持ちいい。

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露天風呂には2つの湯船。

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下側が43度。

上にある気泡風呂は35〜40度と書いてあるけど、40度ちょいはあった。

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他の湯船が熱いので、ぬるく感じるけど。

この寶亭留には湯守がいる。自家源泉全体の量を調整するバルブで、送る湯量を調整するスペシャリストだそう。これだけの大浴場、こんなにたくさんの湯船、さぞ大変だろうな。もう少しだけぬるめにしてはいかがでしょうか。

 

定山渓温泉 定山渓第一寶亭留 翠山亭

★★

ナトリウム-塩化物泉

76.4度

pH 6.6

大浴場2(内湯3露天風呂2・内湯3露天風呂1)森乃湯(男女別 内湯1露天風呂1)

加温なし 加水循環消毒あり

2019.5.4 宿泊

湯の川温泉 割烹旅館 若松(北海道)

タクシーで函館空港から7分、函館駅から15分、五稜郭から10分。なんという好立地な温泉、湯の川温泉。桜の五稜郭、昼と夕時の2回行っちゃった。

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漁火通りの湯川温泉交差点にある割烹旅館 若松は、大正11年創業の老舗旅館で、昭和29年には天皇陛下が北海道巡幸で宿泊されている。

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敷地内に、明治18年に掘削した自家源泉を持ち、玄関前の東屋で天然の温泉が噴出する様子が見られる。

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湯船では感じられないけど、ここでは硫黄の匂いがする。

湯量豊富で透明な湯が一日中、ここから湧いている。

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通された部屋は海側が全部窓。目の前には津軽海峡下北半島を望む絶景。

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右手には函館山。絶景。

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部屋から見た、太陽が沈んだ後のマジックアワーすごかった。

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大浴場は2階にあり、夜は12時まで、朝は5時から10時まで。男女入れ替えはなし。
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女性用「花の湯」は、香りがよく肌にやさしい檜風呂。男性用「月の湯」は御影石の石風呂。

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お部屋にスリッパ留めがあったので、大浴場に持って行った。これいいな。部屋番号まであるので、間違えられる可能性ほぼない。

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バスタオルもフェイスタオルも備え付けられてるので、あとは手ぶらで。
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狭くないけどシンプルな浴場。内湯と露天風呂。ここからも、海の眺望が素晴らしい。

湯温43度と熱いので、イヤだなあちちちと入るのだけど、とろりとしたお湯で肌をさするとつるつるの湯感触が気持ちよくて、意外に浸かっていられる。

少ししょっぱい。
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露天風呂は海が間近。鳶やカモメが目の前を浮遊してる。潮風が心地いい。

湯温は内湯と同じく43度。湯口近くはもっと熱い。
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湯船の縁は大理石、湯口は檜。
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端の方はつるつるの石のようになってる。この湯口や湯船の縁は樹齢2000年を超える古代檜が使われている。
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何百年も地中に埋まっていたもので、森林浴と同じような効果をもたらすそう。

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塩化物泉の析出物が付いてる。
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内湯の湯口はかなり幅が広い。
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かけ流されていく排出口。
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とても清潔な浴場。シャワーは6つ。メイク落としまで備わっている。
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脱衣所の奥の休憩スペースもこの眺望。

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以前は63度くらいだった源泉温度が、少し下がって58度になったそう。

朝、女将らしき人に聞いたら加水はしてないと教えてくれたけど、HPには加水ありと記載がある。仮に加水ありなら、もう少し湯温下げたらいいのに。
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湯上がりの肌はしっとり。体は芯からぽかぽか。心地いい潮騒の響きを聴きながら、ふかふかの布団でぬくぬく。

 

湯の川温泉 割烹旅館 若松

★★

ナトリウム・カルシウム-塩化物泉

58.3度

pH 7.2

188ℓ/分

男女別大浴場(内湯1露天風呂1)

加水加温循環消毒なし

2019.5.3 宿泊

新穂高温泉 槍見館(岐阜)

名峰 槍ヶ岳が見えるから「槍見館」。

蒲田川沿いに並ぶ新穂高温泉郷のひとつ 新穂高温泉。秘湯を守る会の宿。槍ヶ岳を見ながら露天風呂に入ることができる。晴れていたら。

本館は旧庄屋の屋敷を移築して建てられている。

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あいにくのお天気。新穂高ロープウェイの山頂は雪が舞ってた。f:id:ayumu27:20190430192905j:image
新穂高ロープウェイ新穂高温泉駅から車で10分かからない、最寄りのバス停は中尾高原口。どちらのバス停にも送迎してくれる。

このバス停から平湯温泉のアルプス街道平湯まで30分。平湯温泉までは、高山からは1時間、松本からは1時間半。

バスと電車を乗り継いで、しかもバスも途中で乗り継ぎとなると、相当ハードル高くなる。ものすごく遠いイメージ。
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まずは囲炉裏に通されて、桜湯。f:id:ayumu27:20190430192647j:image

有り難いことに14時からチェックインできる。すでに浴衣姿にバスタオル入れた籠を持って下駄で歩くひとがたくさん。
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9つも湯船があるので、位置確認が必要。建物も川に沿って長細い作り。

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上から見ると、こんなふうに川沿いに露天風呂が点在してる。これはほんの一部。

建物から下駄のまま外に出て、階段を川沿いに向かって降りていく。
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あぁ、温泉宿の下駄問題。私にはかなりの大問題。痛くない下駄はない。すでにもう鼻緒の当たる部分が赤くなってる。

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痛くない履き物にしてほしい。せめて痛くない履き物も置いてほしい。

まずは貸切風呂から。4つの貸切風呂には、それぞれコンセプトがある。
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この「播隆の湯」は、‘月見で一杯’をイメージして作ったそう。f:id:ayumu27:20190430195102j:image

入口の外側から湯船が丸見え。他の3つは見えないから大丈夫。

貸切風呂は入口の木札が『どうぞごゆっくり』なら空いている。
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裏返して『入浴中』にしてから入る。
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内側に鍵はない。よくあるのは、空いていたら中から鍵をかけて入るパターン。ここには鍵はない。これ、初めてかな。ゆる〜く朗らかで、いいことなのかも。
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この、外から見えちゃう「播隆の湯」は、広めの湯船で43度ちょい。熱いね〜。源泉60度だから仕方ないのかなぁ。

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湯口の木板や

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岩が黒くなってる。
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ぬるつるの浴感は重曹泉のような感じ。

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川の流れる音を聞きながらゆっくりしたいところだけど、熱い。貸切風呂に長湯すると、入りたい人が入れないから実はこれくらいがいいのかしら。回転が早くて。

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木造りの湯小屋にある「森の湯」は、湯船に滑り台で入れる。f:id:ayumu27:20190507083731j:image

さすがに初めて見る光景。ブランコや打たせ湯まである。子ども大喜び。f:id:ayumu27:20190507083722j:image

きゃっきゃと喜んでいる声が外まで聞こえてくる。
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怪我をしたり、痛くならないように祈ります。
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渓流のすぐそばにある「渓流の湯」。
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小さめの湯船なので、ひとりでゆっくりしたい方に。
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とはいえ、44度超えのあっつい湯船なので、なかなかゆっくりは出来ない。f:id:ayumu27:20190507083744j:image

川が目の前。湯がざーざーとかけ流されている。
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ものすごい勢いで湯が投入されてる。つるんとした湯感触。f:id:ayumu27:20190507083750j:image

「ほたるの湯」は水車小屋のイメージ。

実際、外に水車が回ってる。

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蔵の中のような薄暗い浴室。

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昔の家の土間みたいな感じ。
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切石の大きめの湯船。

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暗いし、石がひんやりしたイメージだけど
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湯温は43度。
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ちょっと苦手な雰囲気かも。
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露天風呂は混浴が2つに、女性用が1つ。混浴には女性専用時間があるし、湯浴み着も用意されている。

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大浴場側から外に出て、一番手前にある露天風呂が「槍見の湯」。向かいに女性用の露天風呂「岩見の湯」がある。

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槍ヶ岳が見える人気の露天風呂が「槍見の湯」。
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お天気が良ければ、ここに槍ヶ岳が見えるみたい。川が間近。
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朝の7時から9時までが女性専用時間。入らなかったのだけど、熱かったらしい。
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「槍見の湯」の隣にある女性専用の「岩見の湯」。
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葦簀で囲まれていて屋根もある。湯船は岩で囲まれていて、薄暗い。f:id:ayumu27:20190507090150j:image

ここも入らなかったのだけど、入り口辺りの端の方で43度超え。
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もうひとつ隣が混浴の露天風呂は「まんてんの湯」。
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男女別の脱衣所になっている。
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女性脱衣所から。
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脱衣所は広い。
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ここからもきっと槍ヶ岳が見えるんだろうな。曇ってます。
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広い湯船。おそらく湯口はこの女性脱衣所の目の前のだけ。
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湯温は端の方で42度ちょっと。広いし、向こうの男性脱衣所から入るあたりは浅そうだし、湯温に差がありそう。1番ぬるめの湯船なのかも。f:id:ayumu27:20190507090153j:image

ここから先は貸切風呂が4つ。

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途中に足湯もある。広いしいろんな湯船があるから、待ち合わせしたりするのによさそう。
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渓流沿いのお風呂エリアから見上げた宿の建物。
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男女別大浴場は内湯のみで、2つの湯船がある。

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窓の外に桜が咲いてる。
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渓流もよく見える。
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この大きい方の湯船が源泉 槍見の湯。他の露天風呂や貸切風呂もすべてこの源泉。

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熱い。源泉は63度だもんね。湯口から1番離れた場所でも42.5度。

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二面が窓になっているので、曇りでも明るく開放感がある。f:id:ayumu27:20190508211831j:image

小さめの湯船には共同源泉の穂高の湯が入っている。微妙な違いを楽しめると聞いていたけど、とにかく湯温が全然違う。
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かけ湯の湯船を中継してる。この湯船は40.8度のぬるめ。
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この湯船が一番いい。結局はぬるめの適温かどうかが重要なんだなぁ。
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元々はこの源泉 穂高の湯の方が高温で80度近くあるそう。高温なので館内の暖房用に引いていて、その残り湯を湯船に流しているとのこと。f:id:ayumu27:20190508212852j:image

槍見の湯より少し溶存物質が多く含まれている。ほぼ重曹泉。美肌効果でしっとりすべすべ。

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槍見の湯も似たような泉質で豊富な湯量。夜中もいつでも入れるのは本当に有難い。

朝は9時からお餅つき。美味しいお餅を頂いた。お餅大好き。

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あ、きな粉まぶす前だ。

チェックアウトは11時と嬉しいことだけど、バスの時間があるので10時前に宿を後にした。

 

新穂高温泉 槍見館

★★★★

単純泉(槍見の湯)

63度

pH 6.6

380ℓ/分 (総湧出量510ℓ)

内湯2(男女別)混浴露天風呂2 女性露天風呂1 貸切4

加温加水循環消毒なし

2019.4.29 宿泊

扉温泉 明神館(長野)

扉温泉の名前は神話からきている。

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その昔、ここは神様たちが湯治をする温泉だったそう。天の岩戸を担いだ天手力男命も温泉でゆったりした気分になり岩戸を忘れて行った、それが扉岩だという伝説。

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松本駅から車で40分弱の扉温泉。標高1,050mの山中に建つ一軒宿の明神館は昭和6年創業の老舗。

チェックインとアウト時にそれぞれ2便ずつ送迎バスを走らせているけど、15:15の1便が待ちきれなくてタクシーで向かう。

まだ新芽が目立たない寒々しい山道に山桜が咲いていて、遅めの春を感じる。

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部屋の窓からも正面に山桜。

部屋は3階で、3つの温泉浴場はすべてこの階にある。遠いと億劫になるのでうれしい。

男女の入れ替えはなく、清掃時間以外は24時間入ることができる。

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まず、メインの大浴場「白龍」は24時間入浴できる。広々とした解放感のある空間。
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両脇にシャワーが充分な数あり、脱衣所の鏡やドライヤーの数もゆったり充分。
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内湯の湯温は42度。中央にある湯口から溢れ出る湯の音がじゃっぽんじゃっぽんと響いている。

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アルカリ泉のぬるぬる感はあまりなく、しっとり馴染むような湯。

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露天風呂も同じ42度。ほんの気持ち、内湯よりとろみがある気がする。f:id:ayumu27:20190428182123j:image

湯底が小石を埋め込んだタイプなのでさっさとは歩けないので、そぉっと。

すごく景色がいいわけでも、ぬるめにしてあるわけでもない、ただただ露天風呂。
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脱衣所には、熊笹、はと麦、延命草などがブレンドされたえんめい茶とアイスキャンデー。

初めて温泉宿の脱衣所でアイスキャンデーがあった時は嬉しくなって食べたけど、もう大人だし要らないかな。

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それぞれの浴場すべてに、バスタオルもフェイスタオルも備え付け。

うまいな、と思うのが、タオルを脱衣所の外に置いていること。無駄遣いされなくていいよね。

こちらは寝湯の「空山」。

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枕木に頭をのせて、空と山を眺めながら浸かる。もちろん半身浴もできる。f:id:ayumu27:20190429134758j:image

41度ちょっとのぬるめで半露天風呂。長湯できる湯温。残念なのが、枕木の角度というか、座面の角度?がいまいちで、首の位置がおさまらないし、肩もがっつり湯から出てる。うーん。体型によるのかしら。

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なめらかなお湯だけど、消毒臭が気になる。シャワーもひとつあり、とても清潔。

脱衣所は小さめで、2人でもちょっと手狭。なところに、さらに2人来てしまってもう着の身着のままさっさと出るしかなかった。他のふたつの浴場の脱衣所はゆったりなので、そちらに駆け込んで保湿クリーム塗る。

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立ち湯「雪月花」は、明神館の代表的な湯船。

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わさび沢に向かう渓谷がオープンになった半露天風呂の浴場で、渓流のせせらぎの音が心地よく風を感じながらの立ち湯。
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渓谷側は胸の下までの深さで、120㎝あるそう。

湯温は42度ちょっとで長湯向きではない。ぬるぬる感はあまりなく肌にじっとり。湯上がりの肌はしっとり。f:id:ayumu27:20190429121908j:image

周囲は「八ヶ岳中信高原国定公園」。手付かずの自然の中、鳥の鳴き声を聞きながらリラックスできる。
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この浴場にはミストサウナがある。
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ミストボタンを押して下さいとあるけど、押さなくてもミストが出てた。熱くないミスト。よく分からなかった。

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湧出量の記載がないので、なんとも言えないけど、40度割れの源泉かけ流し湯船があったら気持ちいいだろうな。

循環、加温のせいなのか、アルカリ泉のぬるぬるは弱い。

部屋にある檜の内風呂はかけ流し。

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かなり広い浴室に大きめの湯船。加温はしてあるけど、かけ流し。この湯船がダントツで一番気持ちいい。
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窓の外には山桜。
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湯温は40度、気持ちのいいぬる湯。白い繊維っぽい湯の花。檜の香りのせいか、消毒臭は気にならない。

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シャワーブースもある。
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部屋の檜風呂はかけ流しか循環かと問い合わせしたら「本来は限りある資源を大切にするために、循環にすべきだけど、湯船に循環装置が備わっていないため、かけ流しだ」との返答。かけ流し議論は難しいので、置いとこ。

地元の野菜をメインにしたナチュレフレンチが絶品。信州の自然の恵みを満喫できる特別献立を頂いた。

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どのお皿もめっちゃ美味しかった。

 

扉温泉 明神館

★★

アルカリ性単純泉

40.2度

pH 9.2

男女別露天風呂付き内湯、男女別立ち湯(半露天)、男女別寝湯(半露天)

加水なし 加温循環消毒あり

2019.4.28 宿泊