温泉手帖♨︎

温泉ソムリエの温泉備忘録

芽登温泉 芽登温泉ホテル(北海道)

糠平温泉のちょうど東20キロ弱辺りに有る芽登温泉だけど、どうやら山みたいで南下してから北上。車で約1時間。

泊まりの際は、帯広駅より送迎あり。

f:id:ayumu27:20170921010031j:image

砂利道の林道を3キロちょっと進むとやっと現れた紅い屋根。

f:id:ayumu27:20170921010150j:image

日本秘湯を守る会の宿。明治34年開湯以来100年以上にわたり湯治の湯として利用されている自然湧出の温泉。

単純硫黄泉と謳っているけど、分析表では単純泉。溶存成分も少ない。でも、硫黄の香りは確かにする。味も少し甘くて香ばしい美味しい硫黄泉。

f:id:ayumu27:20170921121517j:image

男女別の内湯には2つの湯船。熱交換器で温度調整した42度と、44度。実際入ってみるともう少し湯温は低くて入りやすい。

pH 9.1もある北海道一とも言われるアルカリ性源泉だけど、とろりという程でもない、なめらかな湯。

f:id:ayumu27:20170921122046j:image

それぞれ露天風呂があり、体感で40〜41度。適温で心地いい。

f:id:ayumu27:20170921122242j:image

涼しい、いや、冷たい風が気持ちいい。あまり熱く感じないけど、顔からは汗が出てくる。白い湯の花がほんのちょっとふわりと舞ってる。

コップが置いてある注ぎ口から、手に汲んで温泉水を飲んだ。手が熱くて、たくさんは飲めない。飲泉許可ないから飲んじゃダメと注意書きしてあったけど、コップがある‥。

f:id:ayumu27:20170918163250j:image

平成27年に完成した「巨岩の湯」。時間により男性専用・女性専用・混浴・貸切に。(混浴時間は湯浴着)

f:id:ayumu27:20170921134624j:image
ちょうど到着した時間が女性専用時間帯で、喜んで小走りに突入。女性用の湯船より、ぬるい。広い。渓流が見える。

ただ、どんぐりやら蜻蛉やら毛虫やら‥。急いで女性用の露天風呂に戻った。

あ、受付の方の愛想のないこと‥。

 

芽登温泉 芽登温泉ホテル

アルカリ性単純温泉
51.4度
pH 9.1
内湯(男2女2)露天風呂(男1女1混浴1)
加水加温循環なし
2017.9.17日帰り入浴

糠平温泉 中村屋(北海道)

糠平温泉大雪山の東部、東大雪と呼ばれる地域にある。帯広空港から車で北へ約1時間半。

幻の橋 タウシュベツ川橋梁に最も近く、ツアーの集合場所でもある。

f:id:ayumu27:20170921004026j:image

ぬかびら温泉郷の全ての宿は、循環ろ過なしの掛け流し。外湯めぐりもでき、温泉街の手作りマップもある。

選んだ宿 中村屋は、外見からは想像できないほどの素敵な空間だった。

f:id:ayumu27:20170917004822j:image

玄関に入った瞬間から、古さと新しさがお洒落に融合した暖かく懐かしい雰囲気に包まれる。心遣いや工夫をしっかり感じられる宿。 古いのにお洒落で清潔。

露天風呂は混浴がひとつだけ。夜の8時半から10時までが女性専用になる。

f:id:ayumu27:20170916155131j:image

のぞいてみると、運良く誰もいなかった。露天風呂からの景色。もう紅葉が始まってる。

f:id:ayumu27:20170916155219j:image

熱交換方式で少し冷ました湯がかけ流されていて、加水はなし。熱い場合は、ホースで自分で水を入れてオッケーとのこと。露天風呂も内湯も少し熱いので、1人の時は水を入れた。

露天風呂は離れのような形で浴衣を着て手作りの渡り廊下を数段上っていく。

f:id:ayumu27:20170921002740j:image

内湯は夜の10時で男女入れ替え。朝の10時まで夜通し入れる。

f:id:ayumu27:20170917002636j:image

ひとつは広いタイル張りの浴室。

f:id:ayumu27:20170917004442j:image

もうひとつは、木を感じる浴室。

f:id:ayumu27:20170917004519j:image

露天風呂は、成分がほんの少し足りなくて単純泉となっているが、

f:id:ayumu27:20170917004718j:image

内湯とほぼ同じ。

f:id:ayumu27:20170917004743j:image

逆に言えば、内湯も濃い温泉ではなく、優しいなめらかな湯。

お湯の特徴の好みで★評価を勝手にしているので2つ星にしたけど、宿の評価は5つ星。朝のバイキングが三本の指に入るほど良かった。焼き立てパンが絶品だった。今もまた食べたい。次にこのエリアに行ったら、絶対中村屋に泊まる。

 

糠平温泉 中村屋
★★
〔内湯〕ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
54.1度
pH 7.3

〔露天風呂〕単純泉
49.7度
pH 7.3
内湯2 露天風呂1 サウナ(連泊者用)
加水加温循環消毒なし
2017.9.16宿泊

淡路島いちのみや温泉 香りの館パルシェ(兵庫)

小豆島と瀬戸内海を見渡す海の風景が美しい淡路島のいちのみや温泉。

神戸淡路鳴門自動車道の北淡ICから約15分。夕焼けすごかった。

f:id:ayumu27:20170909152751j:image

大浴場からも播磨難の雄大な景色が一望できる。

深さ1,200mの花崗岩の地層から湧出する弱アルカリ性単純温泉

f:id:ayumu27:20170912114506p:image

露天風呂には、ラベンダー、カモミールレモングラスローズマリーなど、季節によって入れ替わるハーブ湯が3種類。露天風呂はぬるめで潮風も心地よい。(浴場の写真はHPから)

f:id:ayumu27:20170912114525p:image

炭酸水素(重曹)イオンとラドンなどを含む弱アルカリ泉で、無色透明・無味無臭。 

f:id:ayumu27:20170909152638j:image 

f:id:ayumu27:20170914123228j:image

ここに泊まった理由は、夜、海ほたるを観に連れて行ってくれる宿のひとつだから。

f:id:ayumu27:20170909152727j:image

パンフレットのような規模では決してないけれど、海ほたる見られた。

 

淡路島いちのみや温泉 香りの館パルシェ

単純温泉
27.2度
pH 8.0
内湯2 露天風呂9 サウナ
加温循環消毒あり
2016.8.10宿泊

潮崎温泉 ホテルニューアワジ プラザ淡路島(兵庫)

神戸淡路鳴門自動車道の西淡三原ICから約20分。

f:id:ayumu27:20170910233106j:image

鳴門海峡を一望できる高台に立つホテルニューアワジ プラザ淡路島にある温泉施設「夕映えの湯」。(写真は宿のHPから)

f:id:ayumu27:20170909155232p:image

鳴門海峡の絶景と美肌の湯 潮崎温泉を日帰りで。
広い湯舟には空を見ながらのんびりできる寝椅子があるが、真夏の昼間の太陽を浴びながら、のんびりはできない。

f:id:ayumu27:20170909155237p:image

内湯からもこの眺め。でも太陽の光がきつい‥。眺望の良さと日焼けとの戦い。 

温泉分析表がこの簡易なもののみ。なんでなんだろう。これでよいの?

f:id:ayumu27:20170909152603j:image

無色透明で無味無臭。炭酸水素イオンが多い、肌がツルツルになる美肌の湯で、とろんとろんのアルカリ泉。すごいとろりんなお湯。入浴後はねっとり。

f:id:ayumu27:20170910233036j:image

淡路島の大鳴門橋記念館に巨大なオブジェ「おっ玉葱」があり、玉ねぎの被り物も貸してくれる。雲丹しゃぶも珍しくてよかった。

f:id:ayumu27:20170910233459j:image

 

潮崎温泉 ホテルニューアワジ プラザ淡路島
★★
ナトリウム-炭酸水素塩泉
38.4度
pH 8.65
露天風呂2 内湯1(女性)
加温循環消毒あり
2016.8.10日帰り入浴

甲子温泉 旅館 大黒屋(福島)

東北新幹線の新白河駅から、宿の送迎車で40分のところにある甲子温泉。大黒屋は阿武隈川の源流域に建つ一軒宿。日本秘湯を守る会。標高900mくらいで、かなり涼しい。

今日泊まる離れの勝花亭は、白河藩松平定信公の別荘だった部屋。

f:id:ayumu27:20170909220758j:image

本館の裏手にある建物で、今は登山口があるだけだけど、昔はこちらが表だったので、宿の看板が残っている。

1384年に温泉を見出したのが、至徳元年甲子(きのえね)の年だったので、甲子温泉と名付けられた。

150年の歴史をもつ混浴の大浴場「大岩風呂」へは、地下に向かって長い階段を下って行く。

f:id:ayumu27:20170909221300j:image

行きは大したことないけど、長湯帰りに上るのは相当しんどくて、バクバクした。

f:id:ayumu27:20170909221445j:image

階段が終わって、外に出て、阿武隈川を渡ったところに「大岩風呂」と「櫻の湯」がある。

f:id:ayumu27:20170909221600j:image

「大岩風呂」は縦5m横15m深さは最大で1.2mと、広くて風情のある造り。

f:id:ayumu27:20170909222119j:image
鳥居の湯口から流れ出しているのは43度の源泉で、岩盤の足元から自噴している源泉が23度。で、湯船はぬるめの温度となっている。冬場は39度くらいに下がり寒いため、浴室内にストーブを焚くなど大変なんだそう。ぬる湯万歳だけどなぁ。

灯りはこのランプが5つ。網戸から大雨かってくらい、川の音が聞こえる。冷たい風が気持ちいい。

f:id:ayumu27:20170909201337j:image

透明でなめらかなお湯。刺激の少ない単純温泉単純泉といえど、ほんの少し規定に足りないだけで、ほぼカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉。

f:id:ayumu27:20170909222456j:image

この石膏泉は鎮静効果が高いため、昔から頭痛・神経痛・皮膚病に効くとされ、飲泉は胃腸にいい。無味無臭で飲みやすい。

 f:id:ayumu27:20170909224142j:image

女性専用の「櫻の湯」は大岩風呂と同じお湯だけど、足元は大きめの小石で、足元湧出してないから、熱い。

f:id:ayumu27:20170909224411j:image

こちらは若干泡付きがある。
混浴の大岩風呂が女性専用時間帯(AM5:00~7:00/PM19:00~21:00)の時、櫻の湯は男性専用になる。

f:id:ayumu27:20170909224538j:image 

男女別の内風呂「恵比寿の湯」は大岩風呂と違う源泉で、硫酸塩泉。なめらかで、ぬるくはないけど、熱過ぎない。

 f:id:ayumu27:20170909224602j:image

それぞれ露天風呂付き。

f:id:ayumu27:20170909224728j:image

皮膚の脂分を洗い流す硫酸塩泉なので、美肌の湯。湯上りは肌がするする。味は無味無臭だけど、大岩風呂より若干香ばしいような気も。

とにかく何においても「大岩風呂」がぬるめで気持ちいい。女性は19時からと5時からの2時間ずつしか入れないのが残念。明日早起きして入らないと。

f:id:ayumu27:20170909225336j:image

手前が離れで、奥が本館の食堂。たまたま離れしか空いてなかったのだけど、お風呂も近いし、静かだしよかった。

松平定信、何者じゃ?寝る前に調べよ。

f:id:ayumu27:20170909225542j:image

 

甲子温泉 旅館 大黒屋
★★★

(大岩風呂・櫻の湯)
単純泉
43.1度
pH 7.8

(恵比寿の湯)
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉
45.1度
pH 7.8
露天風呂付き内湯「恵比寿の湯」(男1女1)混浴大岩風呂1 女性用櫻の湯1
加水加温循環消毒なし
2017.9.9宿泊

白骨温泉 秘湯 泡の湯(長野)

東京から松本まで新幹線で2時間50分。松本電鉄で30分の新島々からはバスで70分。結構遠い。行きにくい。

f:id:ayumu27:20170907232349j:image

でも行きたい。あのコバルトブルーの露天風呂。玄関の風格にわくわく感が高まる。

f:id:ayumu27:20170908000343j:image
毎分1,730ℓの豊富な湯量。これぞ白骨という大露天風呂。ほんとにこんな色なのっ!と大感動。

f:id:ayumu27:20170908000411j:image

15時に行くとしばらく貸切状態だった。女性には湯浴み着があるし、

f:id:ayumu27:20170907232415j:image

こんな感じで、入り口が男女別で濁り湯なので、混浴といえどあまり気にならない。すごく広いので、近くに人いないし。

コバルトブルー綺麗だし、ぬるくて、気持ちよくていつまでも入っていられる。1時間半以上堪能した。

めずらしい炭酸ガス含有の硫黄泉。湯上がりするする。

f:id:ayumu27:20170907233029j:image

f:id:ayumu27:20170907233047j:image

ぬる湯で超気持ちよくて長湯できるけど冬は冷た過ぎると思う。9月になったばかりの時季で、温かいお湯が出てるとこを探してそこに居続けたい状況だったので。

内湯がまたいい。

f:id:ayumu27:20170907233311j:image

内風呂は木造檜造りの昔ながらの湯治場。風情がある。
「ぬる湯」は37度の源泉掛け流しの透明な湯。「あつ湯」は熱交換で40度に昇温した濁り湯。

このぬる湯が最高に気持ちいい。肌への泡付きがあり、滑らかでつるつるあわあわ。あぁ、また入りたくなってきた。
もちろん飲泉可。酸味がかかった味で、胃腸病、糖尿病などに効果。朝食の「温泉粥」がまろやかで嬉しい。

遠いところに来たので、ついでに上高地を散歩。

f:id:ayumu27:20170907233833j:image

すんごく綺麗で気持ちいいところだった。

f:id:ayumu27:20170907233932j:image

 

白骨温泉 秘湯 泡の湯
★★★★★
含硫黄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉
36.9度
pH 6.4
露天風呂付き内湯(男性1女性1)大露天風呂(混浴)貸切1(露天風呂付き内湯)
24時間入浴可 加温加水循環消毒なし※一部加温あり
2016.9.3宿泊

仏生山温泉 天平湯(香川)

高松空港から車で20分足らず。カフェのようなお洒落な外観の日帰り入浴施設。(写真はHPから)

f:id:ayumu27:20170905234847p:image中に入ってもお洒落さは続く。カレーなどの軽食やかき氷などが食べられるカフェや、地元の雑貨、湯船で読んでもいいと販売している中古文庫がセンス良く並ぶ。

f:id:ayumu27:20170905235749j:image

ぬるぬるのとろりとしたお湯。泉質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉。美人の湯といわれている重曹泉。目はしみないけど、舐めるとしょっぱい。
鉱泉のため加温あり。消毒臭がきつい湯船もある。洗い場の横にある主浴槽は、ぬるぬる感が少ない。

f:id:ayumu27:20170905235959j:image
「33度の低温浴で肌に付く炭酸をお楽しみください」という湯船が、ぬる湯で長く入っていられてよかったけど、幼児の多いこと多いこと。湯が荒れ放題。
泡付きもよく、実際は36度くらいの湯が投入されてるようで、そんなに寒くもない。

f:id:ayumu27:20170905234431p:image(HPの写真)

いくつかの湯船が中庭を囲むように配置されていて、すべてが半露天のようになっている。

泉質がいいだけに、あまりの人の多さ、湯の汚れにがっかり。

 

仏生山温泉 天平
★★★
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
32.6度
pH 7.5
湯船5 サウナ
加水なし、加温循環消毒あり
2017.9.3日帰り入浴